”tomorrow is another day”

     ただなんとなく・・・

映画『ドラゴン・タトゥーの女』

2012年02月21日 | 映画とか
監督:デヴィッド・フィンチャー /脚本:スティーブン・ザイリアン /原作:スティーグ・ラーソン
『ドラゴン・タトゥーの女』

「ミレニアム」3部作として映画にもなった
スウェーデンのベストセラー小説をハリウッドで映画化。
白夜のスウェーデンを舞台に、
数十年に及ぶ血族の因縁と猟奇的ミステリーに彩られた物語が展開する。



まずはオープニング。
テーマ曲の「移民の歌」にのせて
漆黒と鉛色に彩られた“リスベットの悪夢”が
挑発的に、退廃的に、グロテスクに繰り広げられていく。
一見プロモーション映像のようで
実にカッコ良く、スタイリッシュで釘付け度かなり高し!


激しいオープニングとはうって変り、
本編は北欧独特の透明感のある静かで冷たい空気。

闇を抱え不安定で倒錯的に生きてきたパンクな天才ハッカーの女。
悪を暴ききれず孤独になりつつあったやり手記者。
そんな二人がとある古の事件によって結び付く。

謎は深く、重く、血生臭く、残虐だ。

犯罪にはつきものの男女の関係。
その痛いほどの摩擦がストーリーを複雑化させ熱くする。


スウェーデン版よりとは微妙に異なった
分かりやすく見応えがある仕上がりとなっていた。
どちらが好きかは好みだと思う。

…続編あるのかしら?






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