”tomorrow is another day”

     ただなんとなく・・・

映画『リリーのすべて』

2017年01月09日 | 映画とか
監督:トム・フーパー/原作:デヴット・エバーショフ/脚本:ルシンダ・コクソン
『リリーのすべて』

世界初の性別適合手術を受けたデンマーク人画家リリー・エルベと、その妻ゲルダとの愛を描いた伝記ドラマ。


美しい風景や街の様子、衣装や家具、
そして登場人物たに。
まるで絵画のようは映像が
逆に絵も言えぬ切なさと深い沼の底を感じさせた。

例のないもの。
知識もなく未だ研究のされていないもの。
理解されないもの。
それは不安と恐怖と孤独に他ならない。
そして認める勇気、受け入れる覚悟。

自分はどうしてもゲルダに感情移入してしまい
辛いながらも彼女の懐と愛情の深さに脱帽した。
そこまでね気持ちになったのは
二人の俳優陣が素晴らしかったからだろう。

あるがままを。


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