監督・脚本/西川美和『夢売るふたり』
詐欺に手を染める夫婦を演じる異色のラブ・ストーリー。
小料理屋を営む夫婦が火事で全てを失ったことから始めた結婚詐欺。
それをを通して複雑で深遠な
男と女の関係とウソをテーマに人間の業をえぐり出す。
とある事がきっかけで
二人の夢を再現する為に結婚詐欺を始める夫婦。
裏で夫を操る妻。
どんどんエスカレートしていくのは
お金への執着というよりは
「寂しさ」を抱いて「愛」に飢えているのに
ぐっと堪えてしっかりと立っている女たちへの
苛立ちと羨望なのか…。
妻は独りでは生きていけないから。
「女」を押し込め「妻」として生きなければ…。
それでも「女」は捨てられない。
壊れてしまう前に気づく
本当はどうするべきなのか。
一番大切なものは何なのか。
可笑しくも哀しく、切ない女たちと言う生き物の群像劇。
そして愚かにも優しい男と言う生き物。
その中の一組の夫婦。
最後に差し込んだ光が
やっと見えてきた彼らの未来であって欲しい。
何よりも、俳優陣たちに大きな拍手!!な作品でした。
TOP
詐欺に手を染める夫婦を演じる異色のラブ・ストーリー。
小料理屋を営む夫婦が火事で全てを失ったことから始めた結婚詐欺。
それをを通して複雑で深遠な
男と女の関係とウソをテーマに人間の業をえぐり出す。
とある事がきっかけで
二人の夢を再現する為に結婚詐欺を始める夫婦。
裏で夫を操る妻。
どんどんエスカレートしていくのは
お金への執着というよりは
「寂しさ」を抱いて「愛」に飢えているのに
ぐっと堪えてしっかりと立っている女たちへの
苛立ちと羨望なのか…。
妻は独りでは生きていけないから。
「女」を押し込め「妻」として生きなければ…。
それでも「女」は捨てられない。
壊れてしまう前に気づく
本当はどうするべきなのか。
一番大切なものは何なのか。
可笑しくも哀しく、切ない女たちと言う生き物の群像劇。
そして愚かにも優しい男と言う生き物。
その中の一組の夫婦。
最後に差し込んだ光が
やっと見えてきた彼らの未来であって欲しい。
何よりも、俳優陣たちに大きな拍手!!な作品でした。
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