雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

ミドリガメの悲劇。

2012-02-05 14:36:21 | …and so on
東京は、今日も比較的暖かくなりました。
「この冬一番の冷え込み」の峠は、やっぱり先週だったのかもしれません。

昨夜、実家の妹と電話で話をしていて、九州北部もあり得ないような冷え込みだったというので盛り上がりました。
実家には、40年ぐらい飼い続けているミドリガメ(よく縁日などで売られているカメ)が2匹います。
弟たちがご幼少の頃に縁日の露店で買って以来、存在を主張することもなくひっそりと実家に生息しています。
普段は、母が2,3日に1回程度水槽を掃除し、毎日カメのえさを与えています。

木曜日、九州北部も氷点下の冷え込みだったのだそうです。
妹が、カメの水槽のある縁側をふと見たところ、水槽の上にビニールのようなものが落ちているのを発見しました。
何故ここにビニールが?と訝りながらそれを取ろうとしたら、ビニールではなくて水槽の水面に氷が張っていたのだそうです。
うちにそのカメたちが買われてきて40年間で、水槽に氷が張ったのは初めてだったと妹が言っておりました。
2匹のカメは氷の下にいたわけで、妹もさすがにまずいと思って母を呼んでカメの安否を確認したらしい。
水槽を叩いてみると、かすかに首が動いたので生存が確認できたとのことでした。

2匹のカメは冬眠の最中だったので、命に別状はなかったようです。
実家の縁側は実家でも一番日当たりのいいところなのですが、先週はとんでもなく冷え込んでいたというエピソードです。
カメたちの生存が確認できたので大笑いして電話を切りましたが、今年の異常な寒さの象徴のような話でした。