雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

姿勢を見習っていただきたい。

2012-02-18 16:29:08 | …and so on
今日の東京はとてもいいお天気になりましたが、また「この冬一番の寒さ」を更新したそうです。
今朝、実家の母と電話で話をしていたら、九州北部は雪がちらついているのとこと。
日本国全体が、冷蔵庫の中にすっぽりと入ってしまっているようです。

この寒さとはあまり関係ありませんが、天皇陛下の心臓のバイパス手術が無事成功したようですね。
東大・順天堂大の、おそらくは日本でも屈指の心臓外科医チームが手術を担当したと聞きます。
慎重な上にも慎重を期して手術が行われたのでしょうが、ともあれ成功したのは本当に喜ばしいことだと思います。
天皇陛下も78歳のご高齢で、いくら万全を期して手術を行うとはいえ、不安に思われた方も多かったのではないでしょうか。
皇居に朝から設置されたお見舞いの記帳するために、この寒い中、列を作って並んだ人も多かったらしい。
宮内庁も、列の長さゆえに記帳開始時間を繰り上げたという報道もありました。

どれもこれも、天皇・皇后両陛下の国民を思うお気持ちが分かるからこそ、国民も心配しているのだと思います。
天皇陛下は、3月11日の東日本大震災追悼記念式典にご出席されたいという強い気持ちをお持ちなのだそうです。
術後2週間程度で退院は可能とのことですが、もっとゆっくり養生していただきたいなと、私などは思ってしまいます。
国民は、陛下のお気持ちは十分承知していると思うのです。

政治家センセイ方や内部努力もしないで電気料金の値上げを目論む某電力会社には、陛下の姿勢を見習っていただきたい。
普段、どれだけ国民のことを思って行動しているかは、当の国民が一番よく分かっているのですよ。
永田町や東電本社は、この冬の暖房温度を20℃より上に設定したりしてないよねぇと思いつつ。

ともあれ、陛下が少しでもゆっくり養生され、お元気に公務に復帰されることを心からお祈り申し上げます。