雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

ジョン・ル・カレも面白い。

2012-06-03 14:25:54 | books&magazine
今日の東京は、半袖の部屋着では少し涼しいぐらいの気温になりました。

天気予報で言っていたとおりに、今日はどうやら1日中曇っているようで、太陽を拝むことはできないかもしれません。
さっき買い物に出た時も、昨日と同じ様な格好では少しヒンヤリする感じでした。

本屋さんに行く時間がなくて、ずっと買いそびれていた村上春樹「1Q84」BOOK3の上下巻をようやく入手しました。
BOOK2の終わり方がどうにも不完全燃焼気味だったので、BOOK3では物語がどう展開していくのか楽しみです。
BOOK2読了後、何となく読み始めたジョン・ル・カレの「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」もまだ途中です。
こちらはこちらで読みごたえがあるので、いったん読むのを止めて「1Q84」に行くのもちょっと躊躇っています。

英国情報部を舞台としたスパイ小説といえば007シリーズのほうが有名ですが、個人的にはル・カレのほうが面白いと思います。
若かりし頃に一通りは読んでいるはずだけど、あらすじすら思い出せないので、真っさらの頭で再読中です。
派手さは全くありませんが、本物のスパイというのは目立たないようにその国に溶け込んでいるのでしょう。
なので、ル・カレの小説のほうがリアリティがあるような気がします。

スパイ天国と称されるお気楽な日本国では、中国のスパイがいるとかいないとか。
大臣になってうれしくて仕方ない政治家センセイなど、訳もなく手玉に取られるんだろうなと思ったりもしています。