雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

サイレントマジョリティー。

2019-11-05 19:50:04 | …and so on


ワタクシが住んでいる区の今日の最低気温は9℃、最高気温は19℃だったらしいです。
ちなみに、明日の最低気温は8℃、最高気温は22℃という予報になっていますけど、何か?と思ってしまう今日この頃。
先週までは七分袖のブラウスを着ていたはずだったのに、今朝は、無印良品のヤク混のニットを着て通勤しました。
薄手とはいってもニットはニットだし、11月の初めに、人はニットを着ているのだろうかと思いつつ、寒さには勝てない。
幸か不幸か、カイシャでもニット姿が結構いたので、自分の体感はそれほど間違いではなかったと一安心でした。

今日の1日の気温差10℃でも何を着ればいいのか悩むのに、明日は15℃近い気温差になるらしい。
気象予報士の皆さんは「5℃で着るものが1枚変わってくる」とおっしゃいますが、15℃だと3枚分の違いになりそうです。
朝は薄手のストールなどで首をぐるぐる巻きにしておき、カイシャではそれを取るとかぐらいしか対策を思いつきません。
昨日の記憶も定かではないワタクシのことゆえ、例年の11月初めにどういう格好をしていたかなど覚えているはずもなく。

朝の気温に合わせてヒートテックなどを着込んでいくと、昼間は汗をかき、夕方はそれが冷えて風邪を引きそうです。
相変わらず迷走気味のワタクシの自律神経が、この寒暖差に対応できるとは思えず、何を着ればいいのか見当もつかない。
亜熱帯化が着々と進行しつつある日本国は、そのうちに夏と冬しかなくなるんじゃないかと心配になります。
地球温暖化防止のためのパリ協定を脱退するという暴挙に出た超大国の大統領は、この現実をどう思っているんでしょう。
彼の国にも心ある人はいると思うのだけど、大統領の声にかき消され、サイレントマジョリティー化しているのかもしれません。

写真は、清水寺から三年坂に下りる途中にお祀りされていらした、手で彫られたと思しき仏様方です。
赤い前掛けはとてもきれいで、京都の方の素朴で素敵な信仰が垣間見えた気がしました。

本領を発揮する天邪鬼。

2019-11-04 15:28:10 | office


今年最後の3連休があっという間に終わり、勤労感謝の日は土曜日だし、天皇誕生日は2月になるので今年の連休は終了です。
12月23日を「平成の日」にしてくれないかと思いつつ、あとはおのれの有給休暇を消化しないと平日は休めない。
ワークライフバランス部隊からは有給の取得目標なるものが示されており、それが年間15日ということになっている。
ワタクシがその目標を達成するためにはあと6日ほど有給があるのだけど、奴らに言われたから休むというのは癪に障ります。

ここら辺は天邪鬼の本領を遺憾なく発揮しており、人に言われた目標のために休暇を取るのを心良しとしない。
仕事は嫌いなんだから休んでもよさそうなものなのだけど、ワークライフバランス部隊の片棒を担ぎたくはないというか。
社長自ら「トライ20日、クリア15日」などというスローガンをお作りになり、有給休暇の取得を奨励されているのだけど。
天邪鬼のワタクシは、年間20日付与されている有給休暇ではあるけれど、人に強制されると取得したくなくなります。

2か月で6日取得すれば、一応目標とされている15日はクリアできるのだけど、何だか気乗りがしないわけです。
クリアできない人間が多いと課長が始末書を書かされるらしいけれど、ワタクシは、自分でも何回も始末書を書いている。
何を今さら感は半端ないし、そもそも論として、有給休暇などというものは、上から強制されて取得するものではないし。
超勤はするな、有給は取得しろ、人は増やさないし仕事は減らさないけどね…って、じゃあどうやって仕事しろというのか。
ワタクシは、ワークライフバランス部隊の方々みたいに頭がよろしくないので、この問題は未だに解決できずに悩んでおります。

写真は、現在絶賛修復中(とタクシーの運転手さんが言っていた)の清水の舞台です。
後になればこういう姿のほうが貴重だとは思いますが、創建当時、どうやってこの建物を作ったのかと頭が下がる思いです。

関係者の努力の賜物。

2019-11-03 16:26:24 | …and so on


昨日の夜はNHK-BS1で、ラグビーワールドカップの決勝戦、イングランド対南アフリカ戦を見ておりました。
日本チームの活躍により、どんどん盛り上がってきたW杯でしたが、昨日ですべての日程が終了しました。
試合期間中に、日本国には三度の水害があったけれど、日本人の勤勉さにより、この一大行事も成し遂げられた気がします。
天候の悪化による試合中止はありましたが、横浜での日本対イングランドのように、前日の大雨でも試合中止にはならなかった。
選手にいいコンディションでという、グラウンドキーパーの方々を始めとする、大会関係者の努力の賜物だったのだと思います。

開幕前は1年後のオリンピックの陰に隠れていた感がありましたが、日本チームの快進撃とともににわかファンも増えました。
ワタクシも含め、にわかファンになった人々がこれからもラグビーは面白いと思い続けることが、日本ラグビーには重要かと。
子供たちが、サッカーも面白いけどラグビーも面白いと思ってくれれば、競技人口も増えていくのだろうと思います。
今大会で優勝した南アフリカのキャプテンが、インタビューで「ラグビーで国を一つにできる」と言っていました。
彼は、黒人として初めてチームのキャプテンに選ばれたという人で、彼の言葉の重さも感じた次第。

ラグビーW杯が終わり、いよいよオリンピックとパラリンピックが近づいてきました。
が、日本国や東京都とIOCの間に、マラソンと競歩の件でわだかまりができてしまい、無事に開催できるのかまだ怪しい。
都知事が怒りの記者会見をやっていましたけど、半分はポーズだとしても、何とも後味がよろしくないのは間違いない。
IOCが決定したことが覆るはずもないけれど、そもそも、あの時期にオリンピックというのが間違っているとしか思えない。
新国立競技場でやる陸上競技は大丈夫なのかとか、不安を挙げればキリがないけれど、W杯みたいな感動を期待しています。

写真は、京都で宿泊したホテルでの和定食の朝食です。
「たん熊北店」がホテルの中に入っており、母の希望で、朝食は3日間とも和定食にしました。
ワタクシは白粥をいただいたのですが、朝からかなりリッチな気分になることができましたよ。

ありがたくはない経験値。

2019-11-02 13:58:21 | health


今日もカイロプラクティックに行って、身体のあちこちを矯正してもらってきました。
左の五十肩は相変わらず絶不調だし、腰は痛いし、右中指のばね指も悪化していて、ほとんど泣きそうな状態でした。
特に、寒くなってくるとばね指が悪化するらしいので、先生に右手を温めるように厳命されました。
カイシャでもホットパックで温めたほうがいいらしいですが、カイシャにはレンジがないのでどうするか考え中。

今は、自宅でレンチンしたホットパックを太ももに載せ、右手を使わない時は手のひらを置いています。
今週は急激に気温が下がってきたので、ワタクシのようにあちこちに痛みを抱えている人間は、状況に対応できていない。
気がつけばもう11月で、あと2か月で1年が終わるという現実にゾッとしつつ、気温の変化に身体を慣らさないといけません。
そろそろヒートテックの出番になり、レッグウォーマーやストールも準備しましたが、昼間は25℃近くまで上がる日もある。
着るものなどはどこを基準に選べばいいのか見当はつかないし、朝晩はいきなり冷えるので、カイシャでもマスク姿が増殖中。

この時期の気温ってこんなに乱高下していたっけと思いつつ、昨日の記憶も定かでないワタクシ。
身体が寒さに慣れるまでは、あちこちが痛みで悲鳴を上げて七転八倒するのですが、11月に25℃近いってどうよ?とも思う。
先週、ネットで頼んだ五本指のハイソックスが明日来る予定なので、しばらくはそれで足首を冷やさないように気をつけます。
首と手首と足首を冷やすと、てきめんに調子がおかしくなるという、あまりありがたくない経験値だけは毎年上がっていきます。

写真は、ご存じ嵐山の渡月橋でございます。
お天気がいまいちよくなくて、この後、結構な雨に降られましたが、滞在中の雨はその1回で済んだのはラッキーでした。

コンシェルジュを使い倒す。

2019-11-01 22:11:06 | travel


京都に行ってお寺と仏様とお庭しか見ていないブログになっていますが、おいしいものもいただきました。
母が魚は駄目、ワタクシは肉が駄目という親子なので、京都ではお豆腐ばかり食べていた気はしますが。
親子そろってどうよ?という偏食っぷりなので、母と行く旅行で一番困るのは、実は食事かもしれません。
湯豆腐のお店をホテルのコンシェルジュに予約してもらい、木屋町にあるお料理屋さんで豆腐会席をいただきました。

湯豆腐がおいしかったのはもちろんですが、豆腐田楽がなかなかおいしいお店でした。
親子で食の好みが違いすぎるので、今回は妥協点としてお豆腐があったのは本当に幸いでした。
ワタクシはホテルのコンシェルジュさんを使い倒すことが多くて、今回は、観光タクシーの手配もお願いしました。
このサービスも部屋代の中に入っているわけで、自力で何とかする根性がない時は、コンシェルジュに頼るのが一番楽です。

若い頃は、ガイドブック片手に自力でいろいろなことをやっていましたが、加齢のせいでそういう根性がなくなりつつある。
土地勘があればいいのですが、35年も足を踏み入れていなかったので、市バスと地下鉄で移動しようという気にはなりません。
年に1度のゼータクだと思って、おいしい料理も移動手段もコンシェルジュさんにお任せして、結局は正解だった気がします。

写真は、豆腐会席の揚げ物として出てきた「鱧の湯葉巻き揚げ」です。
豆腐会席だと、揚げ物をいただいてもそれほど罪悪感を感じずに済むので、ダイエッターの皆様にもお勧めですよ。