今回の遠征の一番の目的だった美蝶に会えました...
それは、“ミヤマシジミ”。幼虫がアリと共生している
とのことで、メディアでも取り上げられたことが、しば
しばあります。
EOS7D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
“ミヤマシジミ”♀。
第一化の個体なので、かなり傷んでしまっています。
後翅裏面のオレンジ色の斑紋の中に“ダイアモンド”
のような輝きの青く光る斑紋があるのが特徴。
ちょっとわかりづらいが、何とか確認...
ごまさんが新鮮個体を撮られています。
EOS7D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM “ミヤマシジミ”♂。 ちょっと傷んだ個体だが、オスの特徴である 表翅のブルーが垣間見える。
EOS7D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
“ミヤマシジミ”♂。
山梨県では、絶滅危惧Ⅱ類。
現在でも、生息域が減少し続けているようです。
因みに、神奈川県では絶滅しています。
EOS7D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
食草の“コマツナギ”で吸蜜中の“ミヤマシジミ”♂。
この花とアリの巣がある狭い範囲に生息している
ようです。アリは、ミヤマシジミの幼虫の背中から
分泌される蜜のようなものをなめています。幼虫
は、自らアリの巣穴に入って“さなぎ”になり、羽化
します。しかし、蜜を出さない“さなぎ”と、なぜ共生
しているのか、まだ解明できていないようです。
この神秘的な蝶との出会いに感激・感動・感謝です。