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初見・初撮り第3号...【山梨遠征】

2010-07-24 08:58:51 | インポート

今回の遠征の一番の目的だった美蝶に会えました...

それは、“ミヤマシジミ”。幼虫がアリと共生している

とのことで、メディアでも取り上げられたことが、しば

しばあります。

_mg_1792

EOS7D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM

“ミヤマシジミ”♀。

第一化の個体なので、かなり傷んでしまっています。

後翅裏面のオレンジ色の斑紋の中に“ダイアモンド”

のような輝きの青く光る斑紋があるのが特徴。

ちょっとわかりづらいが、何とか確認...

ごまさんが新鮮個体を撮られています。

_mg_1840

EOS7D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM

“ミヤマシジミ”♂。

ちょっと傷んだ個体だが、オスの特徴である

表翅のブルーが垣間見える。

_mg_1850

EOS7D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM

“ミヤマシジミ”♂。

山梨県では、絶滅危惧Ⅱ類。

現在でも、生息域が減少し続けているようです。

因みに、神奈川県では絶滅しています。

_mg_1802

EOS7D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM

食草の“コマツナギ”で吸蜜中の“ミヤマシジミ”♂。

この花とアリの巣がある狭い範囲に生息している

ようです。アリは、ミヤマシジミの幼虫の背中から

分泌される蜜のようなものをなめています。幼虫

は、自らアリの巣穴に入って“さなぎ”になり、羽化

します。しかし、蜜を出さない“さなぎ”と、なぜ共生

しているのか、まだ解明できていないようです。

この神秘的な蝶との出会いに感激・感動・感謝です。

コメント (4)
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