今年3度目となる日高山脈主稜線の縦走に行ってきました。
このコイカクシュサツナイ岳(1,721m)からペテガリ岳(1,736m)間の縦走は主稜線に残っている登山道のうち私達にとって残された最後の部分になります。
2年越しで歩いてきた最後の部分ですが、この区間は標高の低い稜線が続くため藪の深さが問題です。
特に3日目のヤオロマップからペテガリCカールまでは、標高が低く藪が濃いだけでなく、ここへ足を踏み入れたなら水場もないので最後まで歩き通さなければなりません。
私達にとって最難関の部分なのです。
今回の縦走は前回と同じSu氏、On氏、Ko氏に私の4人で挑みます。
8月26日(金)
朝5時に2台の車で札幌を出発します。
集合場所は、道央道の美沢パーキングエリアです。
ここでOn氏と合流します。
ここからは、まず、下山口となる日高側の神威山荘へ行って1台デポして、それから十勝側にあるコイカクの登山口へ向かいます。
今日は、この車の回送とコイカク登山口からコイカクシュサツナイ沢の上二股まで歩きます。
朝五時から走り詰めに走って昼過ぎ1時前にやっとコイカク登山口の駐車場に到着です。
駐車場には車が5台ほど止まっています。
さっそく荷物を詰めて登山準備をします。
13:15分、いよいよ私達の縦走が始まります。
天気は上々、まずは沢登りです。
今回はこの沢登りの部分が2時間弱しかありません。
そこで沢靴とネオプレーンのスパッツは使わないことにして、替わりに沢用の地下足袋を用いることにします。
沢用の地下足袋は底がフェルトになっているので岩の上を歩いても滑りません。
何よりこうすることで沢靴に較べると大幅な重量軽減が出来るからです。
最初のゴルジュです。
ここ1週間以上雨が降っていないので沢水は清く澄んでいます。
こんなゴルジュがありますが、このコースはきちんとした巻き道があります。
上々の天気と思って歩いていると小雨がぱらつきます。
上空は黒い雲が稜線に掛かり、どうやら夕立のようです。
雨具を着ることにして休憩していると、その雨も直ぐに止んでしまいます。
せっかく着た雨具を仕舞い込み、多少の雨は気にしないで歩くことにします。
行く手に大きな砂防ダムが現れます。
2段に作られた砂防ダムですが、右岸にロープがフィックスされており難なく越えることが出来ます。
順調に、沢を渡渉したり、川の両側にある巻き道を歩きます。
二つ目のゴルジュです。
14:55分、上二股に到着です。
思いの外順調に歩くことが出来ました。
さっそくテントを立てると、Su氏とOn氏は釣りに出掛けます。
私とKo氏は薪拾いです。
せっかく時間があるのですから焚き火を起こしオショロコマを焼いて食べようという算段です。
Ko氏が起こした焚き火です。
さて、釣果の方はというと
ごらんの通りですが、これは、釣果の一部です。
なかなか型の良いオショロコマもあり焚き火で焼いて食べます。
型の小さなオショロコマは私が用意した油で唐揚げにします。
今夜の夕食は、麻婆茄子です。
それに、オショロコマの串焼きと唐揚げ、豪華な食事を焚き火に当たりながら楽しみます。
軽くお酒も飲んで馬鹿話をしているとこれから歩く藪の深い稜線のことを忘れてしまいそうです。
このまま帰っても良いかなと思うくらいです。
うーん、こんなにノンビリしていて明日からの縦走に耐えられるかちょっと心配です。
でも、この夜はとても楽しい夜でした。
暗くなると満天の星空です。
明日も良い天気のようです。
ほどほどの時間で外の食事を終えてテントの中へ入ります。
それにしても、沢音を聞きながら焚き火の炎を見つめていると心が癒されます。
今夜の食事は満足のいく楽しい食事でした!
このコイカクシュサツナイ岳(1,721m)からペテガリ岳(1,736m)間の縦走は主稜線に残っている登山道のうち私達にとって残された最後の部分になります。
2年越しで歩いてきた最後の部分ですが、この区間は標高の低い稜線が続くため藪の深さが問題です。
特に3日目のヤオロマップからペテガリCカールまでは、標高が低く藪が濃いだけでなく、ここへ足を踏み入れたなら水場もないので最後まで歩き通さなければなりません。
私達にとって最難関の部分なのです。
今回の縦走は前回と同じSu氏、On氏、Ko氏に私の4人で挑みます。
8月26日(金)
朝5時に2台の車で札幌を出発します。
集合場所は、道央道の美沢パーキングエリアです。
ここでOn氏と合流します。
ここからは、まず、下山口となる日高側の神威山荘へ行って1台デポして、それから十勝側にあるコイカクの登山口へ向かいます。
今日は、この車の回送とコイカク登山口からコイカクシュサツナイ沢の上二股まで歩きます。
朝五時から走り詰めに走って昼過ぎ1時前にやっとコイカク登山口の駐車場に到着です。
駐車場には車が5台ほど止まっています。
さっそく荷物を詰めて登山準備をします。
13:15分、いよいよ私達の縦走が始まります。
天気は上々、まずは沢登りです。
今回はこの沢登りの部分が2時間弱しかありません。
そこで沢靴とネオプレーンのスパッツは使わないことにして、替わりに沢用の地下足袋を用いることにします。
沢用の地下足袋は底がフェルトになっているので岩の上を歩いても滑りません。
何よりこうすることで沢靴に較べると大幅な重量軽減が出来るからです。
最初のゴルジュです。
ここ1週間以上雨が降っていないので沢水は清く澄んでいます。
こんなゴルジュがありますが、このコースはきちんとした巻き道があります。
上々の天気と思って歩いていると小雨がぱらつきます。
上空は黒い雲が稜線に掛かり、どうやら夕立のようです。
雨具を着ることにして休憩していると、その雨も直ぐに止んでしまいます。
せっかく着た雨具を仕舞い込み、多少の雨は気にしないで歩くことにします。
行く手に大きな砂防ダムが現れます。
2段に作られた砂防ダムですが、右岸にロープがフィックスされており難なく越えることが出来ます。
順調に、沢を渡渉したり、川の両側にある巻き道を歩きます。
二つ目のゴルジュです。
14:55分、上二股に到着です。
思いの外順調に歩くことが出来ました。
さっそくテントを立てると、Su氏とOn氏は釣りに出掛けます。
私とKo氏は薪拾いです。
せっかく時間があるのですから焚き火を起こしオショロコマを焼いて食べようという算段です。
Ko氏が起こした焚き火です。
さて、釣果の方はというと
ごらんの通りですが、これは、釣果の一部です。
なかなか型の良いオショロコマもあり焚き火で焼いて食べます。
型の小さなオショロコマは私が用意した油で唐揚げにします。
今夜の夕食は、麻婆茄子です。
それに、オショロコマの串焼きと唐揚げ、豪華な食事を焚き火に当たりながら楽しみます。
軽くお酒も飲んで馬鹿話をしているとこれから歩く藪の深い稜線のことを忘れてしまいそうです。
このまま帰っても良いかなと思うくらいです。
うーん、こんなにノンビリしていて明日からの縦走に耐えられるかちょっと心配です。
でも、この夜はとても楽しい夜でした。
暗くなると満天の星空です。
明日も良い天気のようです。
ほどほどの時間で外の食事を終えてテントの中へ入ります。
それにしても、沢音を聞きながら焚き火の炎を見つめていると心が癒されます。
今夜の食事は満足のいく楽しい食事でした!