日高の主稜線歩きは、主な部分でいうと戸蔦別岳→エサオマントツタベツ岳とソエマツ岳→ペテガリ岳が残っています。
この戸蔦別岳→エサオマン間を歩くために2月12日から3日間頑張ってきました。
今回も昨年膝を痛めたKm氏は参加できず3人での挑戦となりました。
2月12日(火)
早朝というか深夜の3時半に集合して4時前に札幌を発ちます。
目指すは中札内町です。
深夜の高速道路はほとんど車が走っていません。
おまけに路面が出ているので夏道に近い感覚で走れます。
今回、戸蔦別岳からエサオマンを歩くことにしたのは理由があります。
それは、トツタベツ林道が除雪されているからです。
今年もトツタベツ川の上流部にある砂防ダムを工事するために夏に車で入れる最終地点となる6号堰提まで除雪されています。
このため、最終人家からの林道歩きが必要ないという好条件なのです。
この好条件のため2日は行程を詰めることが出来ます。
7時半頃にゲートがある6号堰提で来ることが出来ました。
懐かしいゲートが出迎えてくれます。
よく見るとゲートの先も除雪されています。
私の情報ではこのゲートの直ぐ脇にある6号堰提が工事中だと思ったのですが、そんな気配はありません。
まずは登山準備です。
冬は装備が多いので必然的に荷物が増えます。
今回は、スキーで登る予定です。
全員、ジルブレッタのスキーですのでプラブーツを履いて行きます。
林道を歩いていると後ろから工事のために向かう車が追い越していきます。
どうやらまだまだ先の方で工事をしているようです。
エサオマンの橋を越えたところです。
エサオマンの橋を越えると神威岳に向かって延びている枝尾根に取り付きます。
ここから一気に急登を登ります。
林の中ですので木々が邪魔になって思うように進めません。
おまけにサラサラ雪でストックがドンドン刺さっていき支持力がありません。
こんな条件の中、まずはコブ山を目指して辛抱が続きます。
寝不足の身体には、荷物の重さと急登が堪えます。
それもやっと解放されて、尾根に登ることが出来ました。
ここからは、尾根状の急斜面を登ります。
高度が上がるにしたがって雪庇が張り出してきます。
おまけに雪面がクラストしてきます。
スキーのシールが利かなくなってきたのでデポします。
ここからはツボ足で登ります。
この稜線歩きには地雷が仕掛けられていました。
それは、雪庇の根元に亀裂が入っているのです。
その亀裂の上に雪が降り積もっているので見えないのです。
私は、この亀裂に腰まで落ちてしまいました。
約7時間かけて、やっと主稜線が見えてきました。
その主稜線には大きな雪庇は十勝側に張り出しています。
そこで、主稜線に雪洞を掘るのをあきらめて今登っている支尾根に掘ることにします。
慎重に雪の深さを確認して場所を決めます。
ここに掘る雪洞を2泊使用するので慎重に場所を決めます。
神威岳に向かったやや北向きの斜面に掘ります。
掘り出して直ぐ固い雪にぶつかります。
この固い雪を掘り出すのに苦労して約2時間の格闘です。
ほとほと疲れ果てて、暗くなってきた5時過ぎに雪洞も完成!
やっとテントに入ることが出来ました。
入口も閉じてしまいます。
まずは、お酒で体を温めながら水作りに精を出します。
適当に飲んだり食べたりしていると緊張から身体が解きほぐされていくのが分かります。
明日は4時起きで戸蔦別岳までの稜線を歩く事にします。
この戸蔦別岳→エサオマン間を歩くために2月12日から3日間頑張ってきました。
今回も昨年膝を痛めたKm氏は参加できず3人での挑戦となりました。
2月12日(火)
早朝というか深夜の3時半に集合して4時前に札幌を発ちます。
目指すは中札内町です。
深夜の高速道路はほとんど車が走っていません。
おまけに路面が出ているので夏道に近い感覚で走れます。
今回、戸蔦別岳からエサオマンを歩くことにしたのは理由があります。
それは、トツタベツ林道が除雪されているからです。
今年もトツタベツ川の上流部にある砂防ダムを工事するために夏に車で入れる最終地点となる6号堰提まで除雪されています。
このため、最終人家からの林道歩きが必要ないという好条件なのです。
この好条件のため2日は行程を詰めることが出来ます。
7時半頃にゲートがある6号堰提で来ることが出来ました。
懐かしいゲートが出迎えてくれます。
よく見るとゲートの先も除雪されています。
私の情報ではこのゲートの直ぐ脇にある6号堰提が工事中だと思ったのですが、そんな気配はありません。
まずは登山準備です。
冬は装備が多いので必然的に荷物が増えます。
今回は、スキーで登る予定です。
全員、ジルブレッタのスキーですのでプラブーツを履いて行きます。
林道を歩いていると後ろから工事のために向かう車が追い越していきます。
どうやらまだまだ先の方で工事をしているようです。
エサオマンの橋を越えたところです。
エサオマンの橋を越えると神威岳に向かって延びている枝尾根に取り付きます。
ここから一気に急登を登ります。
林の中ですので木々が邪魔になって思うように進めません。
おまけにサラサラ雪でストックがドンドン刺さっていき支持力がありません。
こんな条件の中、まずはコブ山を目指して辛抱が続きます。
寝不足の身体には、荷物の重さと急登が堪えます。
それもやっと解放されて、尾根に登ることが出来ました。
ここからは、尾根状の急斜面を登ります。
高度が上がるにしたがって雪庇が張り出してきます。
おまけに雪面がクラストしてきます。
スキーのシールが利かなくなってきたのでデポします。
ここからはツボ足で登ります。
この稜線歩きには地雷が仕掛けられていました。
それは、雪庇の根元に亀裂が入っているのです。
その亀裂の上に雪が降り積もっているので見えないのです。
私は、この亀裂に腰まで落ちてしまいました。
約7時間かけて、やっと主稜線が見えてきました。
その主稜線には大きな雪庇は十勝側に張り出しています。
そこで、主稜線に雪洞を掘るのをあきらめて今登っている支尾根に掘ることにします。
慎重に雪の深さを確認して場所を決めます。
ここに掘る雪洞を2泊使用するので慎重に場所を決めます。
神威岳に向かったやや北向きの斜面に掘ります。
掘り出して直ぐ固い雪にぶつかります。
この固い雪を掘り出すのに苦労して約2時間の格闘です。
ほとほと疲れ果てて、暗くなってきた5時過ぎに雪洞も完成!
やっとテントに入ることが出来ました。
入口も閉じてしまいます。
まずは、お酒で体を温めながら水作りに精を出します。
適当に飲んだり食べたりしていると緊張から身体が解きほぐされていくのが分かります。
明日は4時起きで戸蔦別岳までの稜線を歩く事にします。