2月13日(水)
雪洞の中は暗いので寝過ごしてしまいました。
4時起床が30分ほど過ぎています。
あわてて寝袋をしまい朝食の準備をします。
朝食はお湯を沸かすだけです。
昨夜、水はたっぷり作ってあるのでヤカンでお湯を沸かします。
朝食は、いつも雑炊です。
昨夜作っておいたご飯にお茶漬けの元をかけてお湯を入れるだけです。
後はみそ汁に漬け物、サラダなどをさらっと掻き込みます。
ポットにミルクティーを作って持っていきます。
6:15分、雪洞の入り口にブロックを積んで閉じます。
さあ、いよいよ戸蔦別岳に向かって出発です。
いきなりの急登です。
膝から太股くらいの深雪をラッセルします。
深い雪ですが、思ったより軽いのでラッセルもそれほど苦にはなりません。
何度か交代でラッセすると20分ほどで主稜線に到着です。
南にはうっすらとエサオマンが見えています。
ここから北に向かって歩きます。
目の前には神威岳が見えています。
後ろには札内岳が見えています。
7:10分、神威岳の山頂に到着です。
山頂標識もないただのコブです。
とりあえず、一番高いところで記念写真を写します。
前方はいくつかのコブがあり、登り返しを考えるとどれだけ時間がかかるか心配です。
7時を回ってくると上空が明るくなり、青空が顔を出してきます。
風がほとんど吹いていないので快調に歩きます。というか、この稜線もほとんど雪庇の根本に亀裂が入っています。
慎重に足を運ぶ必要があります。
登っては降るを繰り返します。
前方に日高幌尻岳の姿がうっすらと見えてきます。
そのうっすらとした姿が、どんどん青空が広がりはっきり見えてきます。
これが、日高幌尻岳です。
カールをいくつも抱いた雄大な姿を見たときは思わず「オーッ!」と声が出てしまいました。
幌尻岳の右手に見えるピラミッドのような山が今日の目標である戸蔦別岳です。
しかし、この光景を楽しんでいる余裕はありませんでした。
目の前にはナイフリッジが続いています。
このナイフリッジには気を遣いました。
と言うのは、根元に入っている亀裂をストックで探しながらルートを探さなければなりません。
所々、膝ほどに深雪がつもっています。
なかなか進みません。
でもきれいです。
太陽を受けた雪庇の雪が真っ白に輝いています。
時間はどんどん過ぎていきます。
戸蔦別岳が大分近くなってきました。
1803mコブの手前で時計をみると10:20分になっています。
ここまで4時間ほど歩いてきました。
戸蔦別岳が近くはなってきたのですが、まだ1時間半はかかりそうです。
帰りのことを考えるとこの辺でどうするか相談します。
ここから戸蔦別岳までまだ1時間半はかかるでしょう。
ひょっとすると2時間かかるかもしれません。
3人の意見は引き返すことで一致しました。
1803mのコブです。
このコブまでいくか相談しましたが、それもあきらめることにしました。
すべては、この次の宿題としました。
ここまで歩けたことでそれなりに満足した私達です。
帰り道も決して楽な道ではありません。
いくつもの登り返しが待ちかまえています。
斜面に大きな破断面が見えています。
でも、雪崩れたような跡が見あたりません。
この破断も地震が起こしたものなのでしょうか?
やっと、神威岳が見えてきました。
この辺りまで帰ってきましたが、登りは足が動かなくなっています。
あえぎあえぎ、最後の斜面を登ります。
結局,BCに着いたのは14時を少し回っていました。
前日の疲れもあり足の動かない一日でした。
でも、きれいに晴れた幌尻岳や戸蔦別岳を見ることができたのは幸いでした。
雪洞の中は暗いので寝過ごしてしまいました。
4時起床が30分ほど過ぎています。
あわてて寝袋をしまい朝食の準備をします。
朝食はお湯を沸かすだけです。
昨夜、水はたっぷり作ってあるのでヤカンでお湯を沸かします。
朝食は、いつも雑炊です。
昨夜作っておいたご飯にお茶漬けの元をかけてお湯を入れるだけです。
後はみそ汁に漬け物、サラダなどをさらっと掻き込みます。
ポットにミルクティーを作って持っていきます。
6:15分、雪洞の入り口にブロックを積んで閉じます。
さあ、いよいよ戸蔦別岳に向かって出発です。
いきなりの急登です。
膝から太股くらいの深雪をラッセルします。
深い雪ですが、思ったより軽いのでラッセルもそれほど苦にはなりません。
何度か交代でラッセすると20分ほどで主稜線に到着です。
南にはうっすらとエサオマンが見えています。
ここから北に向かって歩きます。
目の前には神威岳が見えています。
後ろには札内岳が見えています。
7:10分、神威岳の山頂に到着です。
山頂標識もないただのコブです。
とりあえず、一番高いところで記念写真を写します。
前方はいくつかのコブがあり、登り返しを考えるとどれだけ時間がかかるか心配です。
7時を回ってくると上空が明るくなり、青空が顔を出してきます。
風がほとんど吹いていないので快調に歩きます。というか、この稜線もほとんど雪庇の根本に亀裂が入っています。
慎重に足を運ぶ必要があります。
登っては降るを繰り返します。
前方に日高幌尻岳の姿がうっすらと見えてきます。
そのうっすらとした姿が、どんどん青空が広がりはっきり見えてきます。
これが、日高幌尻岳です。
カールをいくつも抱いた雄大な姿を見たときは思わず「オーッ!」と声が出てしまいました。
幌尻岳の右手に見えるピラミッドのような山が今日の目標である戸蔦別岳です。
しかし、この光景を楽しんでいる余裕はありませんでした。
目の前にはナイフリッジが続いています。
このナイフリッジには気を遣いました。
と言うのは、根元に入っている亀裂をストックで探しながらルートを探さなければなりません。
所々、膝ほどに深雪がつもっています。
なかなか進みません。
でもきれいです。
太陽を受けた雪庇の雪が真っ白に輝いています。
時間はどんどん過ぎていきます。
戸蔦別岳が大分近くなってきました。
1803mコブの手前で時計をみると10:20分になっています。
ここまで4時間ほど歩いてきました。
戸蔦別岳が近くはなってきたのですが、まだ1時間半はかかりそうです。
帰りのことを考えるとこの辺でどうするか相談します。
ここから戸蔦別岳までまだ1時間半はかかるでしょう。
ひょっとすると2時間かかるかもしれません。
3人の意見は引き返すことで一致しました。
1803mのコブです。
このコブまでいくか相談しましたが、それもあきらめることにしました。
すべては、この次の宿題としました。
ここまで歩けたことでそれなりに満足した私達です。
帰り道も決して楽な道ではありません。
いくつもの登り返しが待ちかまえています。
斜面に大きな破断面が見えています。
でも、雪崩れたような跡が見あたりません。
この破断も地震が起こしたものなのでしょうか?
やっと、神威岳が見えてきました。
この辺りまで帰ってきましたが、登りは足が動かなくなっています。
あえぎあえぎ、最後の斜面を登ります。
結局,BCに着いたのは14時を少し回っていました。
前日の疲れもあり足の動かない一日でした。
でも、きれいに晴れた幌尻岳や戸蔦別岳を見ることができたのは幸いでした。