井の中の蛙、カイラス山巡礼に挑む!

夢のカイラス巡礼を終え、登山を再開しました。山岳信仰の延長上に四国遍路、カイラス山巡礼があり、原点の登山に戻ります。

GWは旭岳周辺で 2日目

2015-05-19 21:07:01 | 大雪山系の山
 1日目の夜は東神楽町にあるキャンプ場でテント泊しましたが、とても気持ちのいいキャンプ場でした。
直ぐ近くには温泉施設もあり、キャンプ場に子供が遊べる施設もあり沢山の人が利用していました。
私達のテントは炊事状の近くで桜の木の下です。
満開の桜を楽しみながら夕食はNt氏の作ってくれたすき焼きをいただきます。
今夜のすき焼きは和牛のお肉を1人づつ千円ほどのお肉が用意されていました。
このお肉は本当に美味しかった!
サシの入ったお肉で口の中でとろけます。

5月4日(月曜日)

 今日も良い天気です。
今日は当麻岳の大斜面を滑ります。
昨日と同じようにロープウェイに乗ってまずは姿見の池駅へ向かいます。

 そこから昨日と同じように裾合平に向かいます。
昨日と違うのは旭岳の裾を回りながら当麻岳を目指します。
   
   旭岳の姿が小さくなっていきます。

 しかし、ハイ松が行く手をふさいでいます。
それを交わしながら一番薄いところを選んで抜けていきます。
この辺りは勘に頼るしかありません。
なんとか当麻岳に繋がるルートを見つけることが出来ました。
   
   変わった形をした岩がありました。まるで手を突きだしたような形でした。

 さて、愛山渓方向から単独の男性が歩いてきます。
話を聞いたところ今年は雪融けが早かったので5月14日に国道から愛山渓までの林道を早くも通すことになったといいます。
そんな情報があるなら愛山渓で1泊する手もあったのにと思いました。

 小塚の横まで来て一休みします。
ここからは目の前に広がる急斜面を登らなければなりません。
どこを登るかちょっと話し合いました。

休憩後は一気に登ります。
当初考えていた所より左手に進みます。
いざ登りだしてみるとその方が傾斜が少し緩く感じたからです。

 さて、やっと尾根に登るとすごい風が吹いています。
身体が飛ばされそうな風が吹いているのです。
それでも、目の前には永山岳が見えていますが、山頂は雪がなく黒々としています。
   
   当麻岳まで3時間ほどかかりました。

 この強風の中でシールを外して滑降の準備をするのは大変です。
皆さん座り込んで作業をしています。
   

 ここからは木の滑った旭岳と熊の岳への大斜面がよく見えています。
   
   左が熊の岳、右が旭岳です。

 目の下の方には沼の平の湖沼群が見えています。
   

 滑降の準備が出来たので小塚に向かって大斜面を滑ります。
左右に広がる大斜面を思い思いの場所を選んで滑ります。
一番楽しい時間ですが、アッという間に滑り降りてしまいます。

 今日一番の楽しい斜面を滑ると後は姿見の駅を目指してのハイクが続きます。
   
   後ろを振り返ると私達が滑った当麻岳の斜面が見えています。

 あ~あ、今日も1日楽しく滑ることが出来ました。
感謝、感謝の2日間でした!