やっと、バッハのカンタータです。

みどりの日。本日は、家でごろごろしていました。こんな日もないとなかなか体が持ちません。昨日までは岡山でした。なかなかガソリン代の上がって大変です。ところで岡山で食事をするときは、ラーメンか回転寿司によく行きます。特に回転寿司は、①少ない量でも食べることが出来るんです。昨夏以来ダイエットを心掛けてきたのですが、回転寿司だと、２皿とか３皿でも少量食べることが可能なんですね。ただ、２皿というのはさすがにおあいその時に恥ずかしいですが。②岡山の回転寿司は美味しい。最近特に感じるんですが、神戸に比べるとうまい。ネタが新鮮でみずみずしいし、いいです。たかが回転寿司なんですが、うまいですよ、また関西では絶対に口に出来ない鰆なんてあったりします。私は鰆の刺し身が大好きなんです。関西ではないですねえ。残念です。そんなわけで、昨日も回転寿司と長浜ラーメン「秀やす」に行ってきました。
先日、60枚セットものをネットで注文したことを述べましたが、それは、バッハのカンタータ全集でした。アーノンクールとレオンハルトものもです。Ｈ○Ｖで特価で出てたので、思い切って買っちゃいました。バッハのカンタータは何回か述べましたが、私はかなり好きです。リヒター盤は70曲ほどしかないので、それ以外の曲も聴きたいということで、以前にもBrilliantのLeusinkのものが安価で入手できるので、買おうと思いましたが、世評が今イチなのでやめました。そして、今回念願がかなって、全集を入手できた次第です。ただ、60枚という枚数は強烈で、セットものはなかなか聞き通すことが難しいと言われますが、一枚目から順番に聴いていこうと思っています。頑張ります。
それで、今回は一枚目の一曲目、カンタータ第１番《輝く暁の明星のいと美わしきかな》です。ライプチヒ３年目の１７２５年の作品。3月25日 受胎告知の祝日用のものです。アーノンクール指揮ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスの演奏です。このカンタータはリヒターの名演があるので、それとついつい比較してしまいます。独唱陣は、ヘフリガー、マティス、フィッシャー=ディースカウの面々に比べれば見劣りします。しかし、第３曲ソプラノのアリアでは、ウィーン少年合唱団のソロを用いているのは、マティスに比べて清新さと強く感じます。テノールのエクヴィルツも第５曲アリアで二つのヴァイオリンの雄弁なリズムに合わせての歌唱では、明るく快活でいいです。第１曲の合唱でナチュラルホルンの調べが聴けますし、全体的に派手さはないですが、特にしっかりとした通奏低音に支えられた明朗な演奏が聴けますね。それほど、古楽器によるものという印象を持たないのは、それに慣れたからでしょうか。
バッハのカンタータは、全190曲。完聴にむけて頑張りましょう。