こんなCDを買った!聴いた!

最近購入した、または聴いたCDについて語ります。クラシック中心です。

三たび、ルプーのシューベルト

2006年03月12日 22時53分22秒 | シューベルト
昨日も大阪のマイドーム大阪で研修会があって、そこで実践報告をしました。やっと一つ仕事が終わってほっとしてます。そんで、今日一枚CDが落ちていたのに気づかずイスで踏んづけてしまって、一部聞けなりました。ベートーヴェンのヴァイオリンソナタのオイストラフとオボーリンの4枚組の4枚目、9番と10番ので。9番のクロイツェルソナタの第一楽章が聞けなくなりました。あとは聞けるのですが、大ショックであります。オイストラフは、一番好きなヴァイオリニストです。どなたかこのCDだけCD-Rに焼かせてくれませんかね。どなたか私に愛の手を!
そんで、シューベルトをよく聞いている昨今ですが、先月に東大阪に出張したときに買ったのがルプーのピアノソナタ4枚組です。1.5.13.14.16,18,20,21番に楽興の時と2つのスケルツォが入ってます。3040円だったと思います。ルプーについてはこのブログで触れるのは三度目です。このCDはよかったです。これほど弱音がきれいなピアニストもいないかと思うし、抒情的でロマンチックな演奏となってます。特に気に入っているのが、第13番イ長調D664であります。内田さんの演奏で聞いているときは、それほど思わなかったのですが、ルプーで聞くと、また違った曲の魅力を知りました。第一楽章の最初の主題からどんどんメロディが入ってきます。弱音も心に染みいるようです。シューベルトのピアノソナってこんなによかったのか!と思うのでした。この人がこれだけシューベルトの作品を録音してくれたことは幸いですね。シューベルトの旋律の美しさは、このCDで遺憾なく表現されてます。
しかし、この演奏がベストかというと、それはどうでしょうか。このような主観的で抒情的なシューベルトも素晴らしいのですが…。他の演奏もまた聞いてみたいと思います。こんな異なる演奏を聴くことは、最大の楽しみですね。

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1 コメント

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ルプー素晴らしい (horaboya)
2006-09-25 09:50:10
はじめまして。

古い記事へのコメントで申し訳ありません。



ルプーの演奏は、シューベルトそのものしか感じさせないような美しさですね。

シューベルトのピアノソナタは退屈だったのですが、ルプーのLPを買って20年以上経ち、やっとその素晴らしさに気がつきました。
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