マーラーの交響曲では、何が一番好きかと言われると、「大地の歌」ですね。でも、これを交響曲の範疇には入らないとすれば、5番でしょうか。私は第5楽章が一番好きというか、123ときて、あと美しいといわれる4をへて、ここまでたどりついて、これが演奏されるときに大変なうれしさを感じます。特に、この第5楽章が最後にあるということは、ほんとに喜ばしいことであります。昨日ブーレーズ盤を買いましたが、マーラーの複雑(ほんとにこうなのか、それともそう見えるだけなのか)さを、感じさせない構成力のしっかりとした演奏に敬意を表したいのです。でも反面、あまり熱さを感じないところが物足りない気もしますが、そんなことをとやかく言うことは問題外だという演奏であります。それにしても、VPOはマーラーをやらせるとうまくあいますね。
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