先日、神戸スカイマークスタジアムに、バッファローズとマリーンズ戦を見に行きました。神戸でのマリーンズ戦は3回くらいしかなく、これまでは行けなかったので、今年初めて、そして最後の観戦となりました。しかし、ローズ、カブレラの計2発で先発清水撃沈。8時半前には終わってしまいました。3タテを食らわされました。CSに向かって盛り上がるところですが、今江さんの骨折戦線離脱が大きいですねえ。なんとかCSには進出して欲しいものであります。
さてさて、今回は久しぶりのハイドン。いわゆる疾風怒濤期の交響曲から、短調のものを集めた44番ホ短調「悲しみ」・45番嬰ヘ短調「告別」49番ヘ短調「受難」です。ハイドンの短調の交響曲は、約10曲と少しありますが、どれも美しい旋律を持っています。そして、44番は、第2楽章がメヌエット、第3楽章がアダージョ。これは反対の方がいいのではと思ってしまいます。また、49番も第1楽章がアダージョ、第2楽章がアレグロ、これも同じように思います。まあ、これも固定観念が強いのかも知れません。演奏は、トン・コープマン指揮アムステルダム・バロック管弦楽団。1984年5月の録音。私は、けっこうコープマンの演奏は好きです。はやり、コープマンで聴くと、透き通った美しさを強く感じます。大げさな演奏となったり、奇をてらった表現をすることなく、ピリオド楽器の良さを十二分に生かした心地よい演奏になっています。ここで一番印象に残ったのは、49番。この曲は「告別」ほど有名ではありませんが、ハイドンの短調交響曲のよさが滲み出ています。全楽章、ヘ短調。これも長調の曲が含まれる短調交響曲が普通で、またその長調の楽章がなかなかいいのですが、ここではすべて短調。第1楽章、苦悩に満ちた曲。もっと深い表現をした演奏もあるでしょうが、これはこれで十分に美しい。全編を通じてチェンバロが通奏低音的な位置づけ。曲を締めています。第2楽章、緩ら急へ、弦楽器の美しさは力強さも加わって心地よい。第3楽章、深い悲しみを感じるメヌエット。コープマンはここでもそれほどの感情移入を見せない。トリオでは木管楽器の音色が彩りを加えています。第4楽章、畳みかけるような弦楽器。しかし、意外にあっさりなんですね。ピリオド楽器の美しさがよく聴けます。
ハイドンの交響曲、もっと聴かなければいけません。
(Apex 0927489972 2002年 輸入盤)
さてさて、今回は久しぶりのハイドン。いわゆる疾風怒濤期の交響曲から、短調のものを集めた44番ホ短調「悲しみ」・45番嬰ヘ短調「告別」49番ヘ短調「受難」です。ハイドンの短調の交響曲は、約10曲と少しありますが、どれも美しい旋律を持っています。そして、44番は、第2楽章がメヌエット、第3楽章がアダージョ。これは反対の方がいいのではと思ってしまいます。また、49番も第1楽章がアダージョ、第2楽章がアレグロ、これも同じように思います。まあ、これも固定観念が強いのかも知れません。演奏は、トン・コープマン指揮アムステルダム・バロック管弦楽団。1984年5月の録音。私は、けっこうコープマンの演奏は好きです。はやり、コープマンで聴くと、透き通った美しさを強く感じます。大げさな演奏となったり、奇をてらった表現をすることなく、ピリオド楽器の良さを十二分に生かした心地よい演奏になっています。ここで一番印象に残ったのは、49番。この曲は「告別」ほど有名ではありませんが、ハイドンの短調交響曲のよさが滲み出ています。全楽章、ヘ短調。これも長調の曲が含まれる短調交響曲が普通で、またその長調の楽章がなかなかいいのですが、ここではすべて短調。第1楽章、苦悩に満ちた曲。もっと深い表現をした演奏もあるでしょうが、これはこれで十分に美しい。全編を通じてチェンバロが通奏低音的な位置づけ。曲を締めています。第2楽章、緩ら急へ、弦楽器の美しさは力強さも加わって心地よい。第3楽章、深い悲しみを感じるメヌエット。コープマンはここでもそれほどの感情移入を見せない。トリオでは木管楽器の音色が彩りを加えています。第4楽章、畳みかけるような弦楽器。しかし、意外にあっさりなんですね。ピリオド楽器の美しさがよく聴けます。
ハイドンの交響曲、もっと聴かなければいけません。
(Apex 0927489972 2002年 輸入盤)
この、疾風怒濤期の短調交響曲を3曲まとめたアルバムは、
企画も演奏も良いですね。
すっきりとした演奏で、編成も小さいよう、爽やかでありながら緊張感もありますね。
コメントありがとうございます。この時期の交響曲の演奏は、どうしてもピリオド楽器主体になってしまいます。その中でコープマンはいいですね。できたら、ラトルあたりが録音して欲しいですが…。