いよいよ梅雨入りですねえ。今週はず~っと雨だそうですね。じめじめとうっとうしい季節になりました。そんなこのまえの日曜日、友人のお誘いで、宝塚市交響楽団の第47回定期演奏会に行ってきました。場所は尼崎のアルカイックホールでした。雨が降る中、日曜日の昼下がりにいそいそと出かけていきました。仕事も貯まっていたのですが、せっかくのお誘いですので、出かけた次第です。
曲目は、①モーツァルトの喜歌劇「後宮からの誘拐」序曲。②サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調。③ベートーヴェンの交響曲第6番『田園』でした。指揮は中井章徳さん。ヴァイオリンは清水公望さんでした。しかし、この①の喜歌劇という言い方もなんか古い言い方ですかねえ。ジングシュピールやからですかねえ。それだったら、『魔笛』も喜歌劇なんですかね。まあ、どうでもいいことですが…。サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲は、ほとんど聴いたことがないような…。どうもフランスさんは苦手でして…。そんなことではいけません(笑)。指揮者は中井さんは、以前に甲南大学の定演で聴いたことがありました。ヴァイオリンの清水公さんは、県立西宮高校音楽科から今春東京芸術大学に入学されたそうですので、19才でありますかね。
私は、大学の定演はちょくちょく行くのですが、こういった市民オーケストラはあまり聴いたことがありません。さすがにうまいですね。安定感がありますよ。弦楽器もいい音が聴けましたし、木管も伸びやかです。金管もいい。中井さんによってうまくブレンドされて、やまり生の演奏はいいなあ、って思うことしきりでありました。CDでやれBPOやVPOだなんて言っても、生に優るものはない、って実感しました。特に、ベートーヴェンの音楽ってのはすごい。いろんな楽器がいろんな音を出しているんだなあ、と再確認させられました。こんなんはCDでは聴けないものですよ。サン=サーンスと比べると、なんとなく音楽の質が違うなって思いました(笑)。
しかし、一番よかったのは、清水さんでしたね。それもサン=サーンスではなく、それが終わったあとにアンコールで弾いてくれたJSバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調の第3曲目のシチリアーノでした。わずか3分すこしの曲ですが、ほんとによかった。静寂なホールの中、清水さんのヴァイオリンがひとつの世界を形作っていました。技術的なことや表現力とかは名盤と言われるCDの演奏などと比べることは無意味なことです。そんな問題よりも、清水さんのバッハの音楽を奏でる気持ちがしっかりに伝わってきました。もちろんバッハの曲の力や、バッハの曲の懐の深さもあるでしょう。それはそれとしても、この演奏の純真さ、そして無欲さ、ひたむきさは、ほんとによかったです。バッハの曲が心に染み込んでくる、そんなヴァイオリンでした。
やはり、なまの演奏はいいですねえ。ほんと。
曲目は、①モーツァルトの喜歌劇「後宮からの誘拐」序曲。②サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調。③ベートーヴェンの交響曲第6番『田園』でした。指揮は中井章徳さん。ヴァイオリンは清水公望さんでした。しかし、この①の喜歌劇という言い方もなんか古い言い方ですかねえ。ジングシュピールやからですかねえ。それだったら、『魔笛』も喜歌劇なんですかね。まあ、どうでもいいことですが…。サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲は、ほとんど聴いたことがないような…。どうもフランスさんは苦手でして…。そんなことではいけません(笑)。指揮者は中井さんは、以前に甲南大学の定演で聴いたことがありました。ヴァイオリンの清水公さんは、県立西宮高校音楽科から今春東京芸術大学に入学されたそうですので、19才でありますかね。
私は、大学の定演はちょくちょく行くのですが、こういった市民オーケストラはあまり聴いたことがありません。さすがにうまいですね。安定感がありますよ。弦楽器もいい音が聴けましたし、木管も伸びやかです。金管もいい。中井さんによってうまくブレンドされて、やまり生の演奏はいいなあ、って思うことしきりでありました。CDでやれBPOやVPOだなんて言っても、生に優るものはない、って実感しました。特に、ベートーヴェンの音楽ってのはすごい。いろんな楽器がいろんな音を出しているんだなあ、と再確認させられました。こんなんはCDでは聴けないものですよ。サン=サーンスと比べると、なんとなく音楽の質が違うなって思いました(笑)。
しかし、一番よかったのは、清水さんでしたね。それもサン=サーンスではなく、それが終わったあとにアンコールで弾いてくれたJSバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調の第3曲目のシチリアーノでした。わずか3分すこしの曲ですが、ほんとによかった。静寂なホールの中、清水さんのヴァイオリンがひとつの世界を形作っていました。技術的なことや表現力とかは名盤と言われるCDの演奏などと比べることは無意味なことです。そんな問題よりも、清水さんのバッハの音楽を奏でる気持ちがしっかりに伝わってきました。もちろんバッハの曲の力や、バッハの曲の懐の深さもあるでしょう。それはそれとしても、この演奏の純真さ、そして無欲さ、ひたむきさは、ほんとによかったです。バッハの曲が心に染み込んでくる、そんなヴァイオリンでした。
やはり、なまの演奏はいいですねえ。ほんと。
やっぱり生演奏はいいですよね。今やどこの市民オケさんでも、定期演奏会は40回や50回を数え、技術レベルも相当なものですよね。 バッハやベートーヴェンは、やったらやっただけ、演奏者の思いも包み込んで音楽になりますよねぇ。