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最近、聴かなくなったのがFM放送ですね。その昔、岡山に住んでいた中高校生のとき、FM放送は未知の音楽の宝庫でした。『週間FM』を買って聴きたい番組や曲を赤鉛筆でチェックして、カセットテープにエアチェックして聴いたものでした。しかし、わが家は田舎の山間部だったために、ステレオ放送にならないときがあったりして、聴く状態はそれほど良くありませんでした。それに加えて、電波が受信できる放送もNHKFMのみで、FM東京などの民放局はまったく聴けませんでした。民放が聴けないことは、なんとも口惜しいことでした。中でも、TDKのオリジナルコンサートが聴きたくて仕方なかったことをよく憶えています。その後、大学生となって、大阪に住むようになりましたが、皮肉なことに大学生のころはそれほどクラシックに興味を持たなくなった時期だったので、聴ける状態だったのに、全く聴きませんでした…。でもFMの民放局を聴いたとき、特に音がステレオで鮮明に聞こえるCMを聴いたときは、ほんと感動しました。
そんな中で、数年前にTDKからオリジナルコンサートの音源のCDが発売されたのを聴いて、たいそう懐かしい気持ちになりました。それで、先日このCDのいくつかがな、なんと1050円で発売されるのを聞き、これは買わなければいけません、と思って、数枚買いました。1050円、なぜか2枚組も1050円、でした。
このシリーズの中で、最も注目されるのは、1977年のカール・ベームの来日ライブです。その1枚であるモーツァルトの交響曲第29番イ長調K.201です。1774年モーツァルト18才のとき、ザルツツブルクで作曲したものです。モーツァルトの交響曲25では後期の6つ以前のものとしては、もっとも名高いものの一つですね。25番と並んで最初の円熟期のものと言われます。第一楽章は弦楽による出だしと主題は、まさにモーツルト的ですね。第二楽章も、ヴァイオリンによるテーマはなんと美しいことでしょう。ベームは、VPOのふくよかな音色を最大限用い、その美音を十二分にながら演奏していきます。スタジオ録音よりも、ダイナミックで強弱に満ちたまさにライブという演奏ですね。そんなところから、スタジオ録音よりも好感が持てますがいかがでしょうか。ベームとVPOとの三度にわたる来日公演は、その多くがCD化されています。どれも貴重な演奏であり記録となっています。今となっては、生で見たかったと思います。
そんな中で、数年前にTDKからオリジナルコンサートの音源のCDが発売されたのを聴いて、たいそう懐かしい気持ちになりました。それで、先日このCDのいくつかがな、なんと1050円で発売されるのを聞き、これは買わなければいけません、と思って、数枚買いました。1050円、なぜか2枚組も1050円、でした。
このシリーズの中で、最も注目されるのは、1977年のカール・ベームの来日ライブです。その1枚であるモーツァルトの交響曲第29番イ長調K.201です。1774年モーツァルト18才のとき、ザルツツブルクで作曲したものです。モーツァルトの交響曲25では後期の6つ以前のものとしては、もっとも名高いものの一つですね。25番と並んで最初の円熟期のものと言われます。第一楽章は弦楽による出だしと主題は、まさにモーツルト的ですね。第二楽章も、ヴァイオリンによるテーマはなんと美しいことでしょう。ベームは、VPOのふくよかな音色を最大限用い、その美音を十二分にながら演奏していきます。スタジオ録音よりも、ダイナミックで強弱に満ちたまさにライブという演奏ですね。そんなところから、スタジオ録音よりも好感が持てますがいかがでしょうか。ベームとVPOとの三度にわたる来日公演は、その多くがCD化されています。どれも貴重な演奏であり記録となっています。今となっては、生で見たかったと思います。
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