こんなCDを買った!聴いた!

最近購入した、または聴いたCDについて語ります。クラシック中心です。

カラヤンのブルックナー7番です。

2008年03月18日 21時36分42秒 | ブルックナー
年度末は忙しいですねえ。今年度のまとめと次年度のことを同時にしていかなければいけませんから、なんとも大変であります。外はめっきり春めいてきましたし、もう少しで四月になります。
前日、なんばでCDのヤケ買いしたときに、ブルックナーの交響曲第7番、カラヤン指揮BPOで、1970年10月と71年2月の録音のEMI盤を見つけました。この演奏は、以前にブログに投稿した交響曲第4番と同じころに録音されたもので、LPでは3枚組でセットで発売されたものでした。私にとっても思い入れの強いものであることは、以前のブログの投稿で述べたとおりです。4番の方は早い時期にCDで買い直したんですが、なぜか7番の方は買わずにご無沙汰になったきりでした。レコードでもほとんど聴いていませんでした。レコードなら3面にわたることなるのが、どうも煩わしいんですねえ。CDに慣れちゃいますと、途中で裏返したりすることがどうもだめです。第1楽章が終わればすぐに第2楽章に行きたいですねえ。
それはさておき、このカラヤンの演奏でありますが、至極立派です。壮麗無比・豪華絢爛であります。もう、BPOを駆使したカラヤンの圧倒的な力量にひれ伏すほかはない、そんなことですかね。安定して微動だにしない合奏力を誇示する弦楽器。地の底からの咆哮のような金管、柔らかく、暖かい木管、これらのオケの地力をまざまざと見せつけ、それをカラヤンの一糸の乱れもな統率によって生み出される音楽は、得難い快感を感じさせるとともに、説得力あるものになっています。この時期、1970年代前半のカラヤンBPOの演奏は凄まじいオケを威力をまざまざと感じさせます。これは以前にも述べたとおりです。
しかし、それだけ美辞麗句を並べても、この演奏をイチオシにはできないものを感じざるを得ません。この7番と4番の演奏は同一の傾向にあります。にもかかわらず4番ではそれほど感じなかった物足りなさを7番では感じてしまいます。それはそこらくは7番と4番の作品としての差ではないかと思います。4番に比べ7番ははるかに内容的には深いんですよね。特に第1・第2楽章では深い祈りに満ちた世界が展開されるのに対して、この演奏はどうも無味であり浅い気がしてならないんですね。そうは言っても、この演奏ほどのものは、そうそうあるものではないですし、無い物ねだりとも言えなくはない、そんな名演ではあります。
このCDのジャケットは、昔のLPと同じものを使ってくれています。そういった配慮というのは、うれしいですね。

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2 コメント

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カラヤンのブルックナー7番は (mozart1889)
2008-03-20 06:52:06
おはようございます。TBを有り難うございました。感謝です。
カラヤンのブルックナー7番は、DGでのBPO盤や最晩年のVPO盤を聴いてきたんですが、実に美しい演奏でありました。
先頃EMIのコンプリートBOXを買いまして、初めて1970年代初頭のブルックナー録音を聴きました。教会での録音、広がりがあって豊かな響きが印象的でした。
いや、まったく豪華絢爛、壮麗な演奏でした。
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コメント感謝です。 (mikotomochi58)
2008-03-20 21:39:05
コメント、トラックバック、ありがとうございます。やはり、カラヤンは、1970年代が頂点だったんですかねえ。カラヤンのブルックナーは、DGの全集は、まったく聴いたことがないんです、最晩年の7・8番もいいですが、また聴いてみたいと思います。
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