どうも、私は聴く音楽の範囲が狭いです。これでも少し広がったかなと思うのですが、このブログでも取り上げる作曲家は十数人が精一杯ですよ。何ヶ月おきにマイブームが変わり、何年かたったら、また随分前によく聴いた作曲家を聴く、というパターンなんでしょうか。それで、最近はそろそろブラームスさんにご登場願う頃なのかな、と思っています。これまで、ブラームスさんは、私にとって季節限定作曲家でありました。というのも秋口になると、何となく聴き出す。春から夏にかけてはとてもとても、という様子だったんですね。秋にふさわしい音楽なんでしょうか。哀愁を帯びたブラームス特有の音楽が、木の葉の舞う紅葉の秋にふさわしい…。
しかし、最近はそうでもないんですね。ブラームスはすごい!って、まあ当たり前ですが、強く思うようになりました。4つの交響曲は、どれも重量級。最近はマーラーやブルックナーに取って代わられつつあると言っても、コンサートでもメインに座ることのできる力量を持ってます。古典派の面影を留めているベートーヴェンの交響曲に対しても、まともに抗しうるのは、ブラームスだけでしょうね。ベートーヴェンよりは、メロディラインが美しいし、重厚さでは優りますよね。
そんなブラームス。ファーストチョイスは1番でしょうが、私が好きなのは2番。1番の面影を留めながらも、もたれるような重さをそれほど感じない。ブラームスがわずか4ヶ月で作曲したということからも、それなりの軽さも感じる名曲です。
この2番、コリン・デイヴィス指揮のバイエルン放送交響楽団です。梅田で中古で買いましたが、それほど安くはありませんでした。当然全集です。CD3枚に4曲収められています。その4曲中、最もこのましく思ったのが2番です。この演奏は、1990年全前後に録音されてもので、発売されたころから、名演と言われていたものです。オケは明るく伸びやかで、ブラームスを屈託無く表現しています。思うのは、ブラームスってこんなんか?。いやいや、思うにこの4曲の中で2番はこれでいいんでしょうね。第1楽章の第二主題のチェロ、これ憂いを感じさせないもの。第2楽章は、チェロの主題のあと、ホルンの長い旋律に木管が絡むが、それも深刻さをそれほど意識しない。第三楽章のオーボエの愛らしい旋律も同じ。そして、第4楽章。明るく全楽器による喜ばしい競い合いの中で、歓喜とまではいかないものの、大きな盛り上がりの中、大団円をむかえます。わくわくしながら聞き入ってしまいました。2番には、こんな演奏があっているんでしょう。ただ、それも個人的な先入観によっているのかも知れません。デイヴィスの、ほんとに腰の据わった心地よい演奏でした。
しかし、最近はそうでもないんですね。ブラームスはすごい!って、まあ当たり前ですが、強く思うようになりました。4つの交響曲は、どれも重量級。最近はマーラーやブルックナーに取って代わられつつあると言っても、コンサートでもメインに座ることのできる力量を持ってます。古典派の面影を留めているベートーヴェンの交響曲に対しても、まともに抗しうるのは、ブラームスだけでしょうね。ベートーヴェンよりは、メロディラインが美しいし、重厚さでは優りますよね。
そんなブラームス。ファーストチョイスは1番でしょうが、私が好きなのは2番。1番の面影を留めながらも、もたれるような重さをそれほど感じない。ブラームスがわずか4ヶ月で作曲したということからも、それなりの軽さも感じる名曲です。
この2番、コリン・デイヴィス指揮のバイエルン放送交響楽団です。梅田で中古で買いましたが、それほど安くはありませんでした。当然全集です。CD3枚に4曲収められています。その4曲中、最もこのましく思ったのが2番です。この演奏は、1990年全前後に録音されてもので、発売されたころから、名演と言われていたものです。オケは明るく伸びやかで、ブラームスを屈託無く表現しています。思うのは、ブラームスってこんなんか?。いやいや、思うにこの4曲の中で2番はこれでいいんでしょうね。第1楽章の第二主題のチェロ、これ憂いを感じさせないもの。第2楽章は、チェロの主題のあと、ホルンの長い旋律に木管が絡むが、それも深刻さをそれほど意識しない。第三楽章のオーボエの愛らしい旋律も同じ。そして、第4楽章。明るく全楽器による喜ばしい競い合いの中で、歓喜とまではいかないものの、大きな盛り上がりの中、大団円をむかえます。わくわくしながら聞き入ってしまいました。2番には、こんな演奏があっているんでしょう。ただ、それも個人的な先入観によっているのかも知れません。デイヴィスの、ほんとに腰の据わった心地よい演奏でした。
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