こんなCDを買った!聴いた!

最近購入した、または聴いたCDについて語ります。クラシック中心です。

久しぶりにバッハのカンタータ

2007年04月22日 23時20分14秒 | バッハ
4月になって新年度が始まり、三週間。ほんと忙しいですね。気分的に新鮮なのでそれはまあましなんですがね。だいたい8時までには帰るのですが、それからたっぷり3時間近くも、翌日の出勤までに仕事をしているわけです。しかし、まあそれがそんなに苦痛ではないところが、なんとも嫌ですねえ。というか、仕事を機嫌良くしているのかと思えば、まあいいのかなとも思いますが、いかがでしょうか。土曜日も岡山に日帰りし、今日は一日家で仕事したり、ごろごろでした。
目下、ハイドンをよく聴いているのですが、かの交響曲は、聞き応えありますね。いろんな曲があり、こんないい曲があったのかと思うことがある反面、どれもこれも似通ったものやねえ、って感じてしまうこともあります。そんな感じは、バッハのカンタータと同じですかね。そんなこと言ったら怒られるかも知れませんね。
そんなわけで、今回は久しぶりにバッハのカンタータです。うちには、カール・リヒターと鈴木雅明さんのしかないのですが、どうしてもリヒターですねえ。他のレオンハルトやコープマンさんのは聞いてないので、なんとも言えませんが。リヒターの曲作りへの姿勢が、他の追随を許さない気がするのと、歌手が違いますね。今回のCDは、104番「イスラエルの牧者よ、耳を傾けたまえ」12番「泣き、歎き。憂い、怯え」108番「わが去るは汝らの益なり」です。どれも全く知らないカンタータでした。このCDで注目すべきは、ヘルタ・テッパーではないでしょうか。といっても、彼女は、108番の5曲目のアリアに登場するのみなんですが、これがいいです。曲もいい曲ですが、テッパーの暖かい包容力を感じさせる歌は、聞くたびに味わい深いものです。また、104番の印象深い合唱から始まって、5曲目のバスのアリアは、かのフィッシャー=ディースカウです。これがまたうまいです。加えて、12番では、バスをテオ・アダムで、これまたヴォータンみたいで何よりであります。
リヒターのカンタータはたしか25枚ほどでしたが、まだ全部もっているわけではありません。早く買わないとと思ってはいるのですが、なかなかであります。

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