令和３年度施設長挨拶

本年度初のブログとなりました、施設長の松本です。
令和3年度を迎えるにあたり挨拶申し上げます。

昨年度は新型コロナウィルス感染拡大により、いくつかの事業の中止や延期、
縮小がありました。
一方、聴覚障害者の安心安全のため遠隔手話通訳サービス事業を始めたこと、
防災ハンドブック作成などこれまでにない事業を行ってまいりました。
これは皆様からの暖かいご理解とご協力のもとで行ってきた成果だと思います。
本当にありがとうございました。

本年度は宮城県手話言語条例、宮城県障害のある人もない人も共生する
社会づくり条例が施行されたことはご存知の通りです。
このことを受けて、宮城県聴覚障害者情報センター運営事業に新たな事業が
いくつか増えることになりました。
また、みやぎ通訳派遣センターにおいても派遣業務の増加が予想されます。
戸惑いや不安もあるかと思いますが、これまで培ってきた経験を活かしながら
与えられた業務をこなすしかありません。

街中をみると、建物や道路などにおいてもバリアフリーが進み、障害者の
社会参加が円滑になっています。
一方、聴覚障害については、情報保障や情報提供が物理的にあるものでは
ないために、社会全体で聴覚障害やコミュニケーションについて個々に
合わせた配慮を意識しないと支援することさえ忘れてしまいます。
そうならないために私どもみみサポ職員一同となって根気よく啓発して
行きたいと思います。

いずれの業務についてもっとも大事なことは宮城県内の聴覚障害者やその家族が
地域で安心して暮らすためさまざまな支援を行いますので、皆様から更なる
ご支援、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。


話は変わりますが、昨日、新型コロナウィルス感染者が宮城県で２００人となり、
感染拡大がどこまで進むかわからない状況になりました。
皆様におかれましても、感染防止に努めながら健康には十分に留意してください。


さて、今日から新たに職員として加藤彩香さんが加わりました。

まだ不慣れなところがあるかと思いますが、暖かい目で見守って
ください。よろしくお願いします。

今日のみみサポみやぎの花壇
花の種類が増えました。Sさんのお母さん、毎年ありがとうございます！
　

　



　

　

癒されます！