みみサポみやぎ つぶやきブログ

宮城県聴覚障害者情報センター(愛称:みみサポみやぎ)のスタッフが毎日交代であれこれとつぶやくブログです。

初の加美町みみサポサロン

2023年12月13日 14時24分53秒 | 日記

昨日のブログから。
午後から加美町中新田公民館でみみサポサロンを開催。
みみサポみやぎが平成27年に開所して以来、加美町でのみみ
サポサロンは初めてです。

参加者は何人になるだろうと心配してましたが、ふたを開けて
みれば、なんと20名。お陰で、講話の資料やアンケート用紙が
足りず。
(情野(せいの)係長(加美町保健福祉課障害福祉係)何度もコピーさせて
申し訳ございません!)

初めにミニ講話「福祉制度について」を障害福祉係の大友さんから。

1.障害者手帳
2.補装具費制度
3.意思疎通支援事業
4.手話奉仕員養成講座
5.その他福祉制度

 

ポイントは聴覚障害関係に絞り、障害者手帳を取得するまでの流れ、
補装具制度では補聴器(購入・修理)の支給や、意思疎通支援事業では
手話・要約筆記などの制度を知って派遣を申し込む、その他、聴覚障害に
関連した福祉サービスについて。

大友さんからの丁寧な語り方で説明が分かりやすく好評でした。

サイコロトークでは
1.教えて、情野さん(係長)or大友さん
2.聞こえに関して、又はコミュニケーションに関して
3.聞いて頂戴!私の話
4.お隣さんにインタビュー
5.ふるさと自慢
6.サロンに期待すること

5で「やくらいガーデン」とか他に「加美町の酒蔵」のこと。
6で「加美町でのサロンが少ない、もっとやって欲しい」との声。
これは嬉しかったですね。

2の「聞こえに関して、又はコミュニケーションに関して」や
3の「聞いて頂戴!私の話」が多かったようです。

特に80代の女性から「昔の学校は口話法で親も口話で教育しなさいと
言われた時代。だから子供には手話を覚えさせなった。
今も口話で話すのだが、あまり通じない。しかし、ここに集まって
いる中で手話のできる皆さんが子どもの身近にいて安心した。」と。

これを聞いて「聴覚障害者やその家族が地域で安心して暮らす。」ことの
見本のような形が見えたと、自分のハートが揺さぶられ、加美町は素晴らしく
いい町だと感銘したものです。

この様子、加美町の情野係長、大友さんも最後までいていただき、何かを感じ

とっていたと思います。
さらに、聴覚障害者とその関係者との顔の見える関係ができて良かったのでは
ないかなと。
加美町で初めてのサロンでしたが充実したサロンでした。
加美町みみサポサロン来年度もやりたいですね。

地域でつながるって素晴らしいと改めて思った松本でした。

久々のみみサポみやぎ花壇。
9日土曜日にボランティアのSさんと庄子が一緒にやって綺麗に植えました。
感謝です!(庄子はその〇日後に筋肉痛になったそうな。)
冷たい風の中で暖かな雰囲気がほんわかと。

(画像をクリックすると拡大します。)

   

  

 

コメント
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