南埼玉病院 リハビリテーション部のブログ

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年の瀬に思う

2014-12-26 10:06:50 | 日記



みなさん、いかがお過ごしでしょうか。





いよいよ、今年も終わりに近づいています。



1年を振り返る時期ですねえ



今年をふり返るに、私たちの課にとってはそれはそれは忙しい年でした。


お互いに 「よく持ちこたえた!」 と言ったりする一幕も。


頭も体も 上に下に 右に左に 縦横無尽に動かしていました。






   とても長かったなあ。


 


  雑感。  つらつらと書いていくと





様々な人たちとお会いする1年でもありました。


教わる機会をたくさんいただき、ありがたいことです。




忙しさの中で、改めて私たちの仕事はとても多岐にわたるなあと思いました。



  知らない人はどんなの想像するでしょうか。


  紹介する場合には抽象的な方がおもしろいかな。


  とらえ方は様々ですが、おおざっぱにはこんなか。




思いつくまま並べると。


 当院にあっては

   入院前から退院後、これから受診しようとしている方、通院している方、

   そして入院している方にと、一貫してかかわり。



 かかわりは電話応対に、面談、企画もの・・・と。


   リハビリ活動やレク活動に、イベント
 

   ライフステージにかかる諸手続きのサポート、


   
 訪問や諸々の同伴外出、



 医療スタッフとのやりとりに、出張や対外的なかかわり。営業っぽいところもあり。


 
   買い物に、掃除、洗濯、炊事、おうち探し。


 
 内に外に、前に後ろ、上に下に、右に左に、縦、横、斜め・・・??? むむっ。



いろいろです。




職域も様々 保健に医療、福祉、教育、司法、企業、等々


  病院、診療所、

  地域活動支援センター、相談支援センター、地域包括支援センター

  ハローワーク、就労支援センター・・・

  グループホーム、共同作業所・・・

  市役所、県庁、保健所、保健センター・・・

  社会福祉協議会、年金事務所・・・

  学校、専門学校、大学・・・

  保護観察所・・・

   ・・・あと、忘れているものはないかな。これもまた、いろいろ。 



時間の流れを感じ、空間(環境)を意識することもあり。


  その場その場の新鮮さと、あれっ?どっかであったような。同じことがと。


  過去 現在 未来。 (まあ、ここまで来ると、だいぶ抽象的ですね。)




  同じようでいて、同じではない。マンネリがなーい








 

さて、今年の焦点は、障害者権利条約の締結、障害者総合支援法と
   改正精神保健福祉法の施行を始めとする政策面の変わりようでしょうか。



http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jinken/index_shogaisha.html

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/index.html

http://www.mhlw.go.jp/kokoro/nation/law.html

http://57byochisendai.jp/

  

  
  先に触れた、病地学会にあっては当事者の方々からの力強い発言がありました。


  「現実的なことで対処することはとても大事です。しかし、何と言っても理念が大事!
   理想だと言われてもこれがあるから、少しずつ変わってきたところがあるのです。」


など印象に残る発言がありました。


  法律の改正など政策にかかわる説明会や催し物があちこちで行われています。


  それぞれの立場で発信されています。


  
  医療機関にあっては、これにかかわり変革を求められることでしょう。



  現場では、そのように受け止めて日々仕事をすること。だと考えます。





それでは、みなさん、良いお年を 



























寒さ厳しく

2014-12-15 10:05:59 | 日記
とても、寒い日が続いています

12月に入ってからは益々朝晩の冷え込みが厳しいですね

みなさんはいかがお過ごしですか。



今月から相談援助課が担当します


4ヶ月? だったかな。


数ヶ月のあいだよろしくお願いします




大分日も経ってしまいましたが、今年開催された病地学会に
ついて触れようかなあと思います。






つい最近、報告会もありました。







10月31日から11月1日までの3日間、東北は仙台で開催されました。








地元の人たちは薄着でしたが、埼玉から向かった私たちにとってはとても
寒く、3人でオーバーを来ていました。


厚着しているのは、おそらく他県から来た人や旅行客くらいなものでしょう。



移動中のバスなどではこの3人組は特に目立っていたかと思います。






現地へ向かう前に腹ごしらえしようととんかつ屋に立ち寄りました






いろいろとリサーチしてくれましたが、

このお店は、なんでも日本で5本の指に入るとんかつ屋さんだそうです。


カラッとサクサク。    そ し て ジューシー。

(・・・まあ、ありきたりの表現ですね。)




食べ終わるまで、揚げた油で、お皿やキャベツがベショベショにならない! 

カラッとサクサク。これに感動




すごい、うまい、すばらしい。

(・・・おいしいものは、なんでもそうですよね。)



店主がかなりのご高齢だったかと思います。


厨房での佇まいが、なんとも言えない、年輪を感じさせ、老舗の味わいがありました


一枚一枚丁寧に小麦粉にまぶして揚げていたのが印象的でした




宮城県は米どころ(=酒どころ)で有名ですが、海の幸、山の幸なんでも美味しいところです。


2泊しましたが、どこでも美味しいものが食べられました









会場は仙台国際センター

青葉城の近くにあります。



自然が豊かでとてものんびりとしたところです。



仙台駅から10分で到着はびっくり。



この↓市バス・・・。やや暴走気味







けっこう大型です。3日間利用しました。











400人から600人くらい入る一室でしょうか。こちらで発表してきました。








一昨年の話にはなりますが、このブログでは愛知県で開催された学会の模様をお届けしました。

今回は一昨年の続きとなるような内容です。加えて当院からはもうひとつ発表しています。




あいがたいことに、会場から大きな反応があり、質疑に応じることになりました。






関心のある方は後日発刊される学会誌をご覧になってください。


  ①個別OT「料理教室」から見えた自立支援
   ―OTプログラムに参加して、病棟看護師の役割について考える―

  ②地域定着に必要なことは何か?
   ―「退院はいいよ!マグロが食えるからね。」から2年の考察―


http://www.byochi.org/index.html





今年は精神保健福祉法の改正がありました。


私たちの仕事にも大きな変化がありました。



業界的には学会と名のつくものを始め、

あちこちで開かれる大小様々な催し物で取り上げられていました。





本学会では世相を反映してか、テーマを『転換期』と定めたそうです。





法改正にかかわるもののほか、被災地ということで災害とメンタルヘルスを

数多く取り上げていました。



総会やシンポジウムでは主催者の熱意が伝わり、

様々な人(当事者、専門職、様々な立場の方々が会員となっています。)が

それぞれの立場から発言しあう、

活発な学会であったと思います。





懇親会でも、交流を深める機会がありました。





遠く、『杜の都』へ行き、触発されることの多い3日間でした