南埼玉病院 リハビリテーション部のブログ

南埼玉病院 リハビリテーション部のブログです

なにかひとつでも

2017-03-21 17:10:56 | 日記

 

春が近いですね

いやいや、すでに暦の上では十分春ですが 

 

皆さんは春というとどんな事を想像しますか?

お花見?

新生活?

出会い?

別れ?

 

 

楽しいイメージ

哀しいイメージ

人によってそれぞれイメージは違いますよね

 

ひとが言葉に持つイメージは千差万別です

でも、人はそのイメージに縛られていることも多いように感じます

 

例えば

「疲れる」

良くないことあってはいけないこと

 

 

「新しいこと」

自分には無理

 

 

もちろんそれだけではありませんが

マイナス感情や否定から入ってはいませんか?

 

「疲れる」のは生きていれば自然なこと

疲れない人は居ない、頑張って生きている証拠

 

「新しいこと」はとりあえずやってみてから考える

出来たらめっけもの

 

 

ちょっと考えを変えてみる

硬い殻でガチガチにならずに少し柔らかくしてみる

 

できたら

心に自信がちょっと出るかも

 

 

3月は写真クラブの外出で草加公園に皆で行きました

ソメイヨシノは芽吹いた程度ですが

可愛く咲いているのもちらほらありました

 

 

 

そんな風に自分の中にも何かが芽吹き

いずれ小さくても花を咲かすことがあったら

それってとっても素晴らしいことであると思います 

 

 

参加しているメンバー(デイケア参加者をこう呼んでます)達を見まわして

自分はひとりで生きているのではなく

みんなもいる

 

こんな風になりたいな

もう少しこうしたいな

そういう風に考える余裕を持てる居場所である

そんなデイケアであったらいいなと思います

 

 

 


地球はまるかった

2017-03-11 17:08:45 | 日記

 

こんにちは

またまたデイケア課のブログ担当がまわって来ました

これから3か月間のんびり気長にお付き合いお願いします

 

もう3月ですね

ついこの間年が明けたかと思ってたら

早いですねぇ

 

でも考えてみるとそんな風に「ふと」気づくことってありますよね

 

目の前にあることにはいちいち細かく考えてしまうけど、

なかなか他のことまで気がまわらない

 

 

寒かった季節も

はるばる見渡せば

花の芽はほころび

温かい風も頬を撫でている

 

そんなことも気が付けたら良いかも

 

 

しかし、苦しいこと悲しいこと辛いこと、そして頑張っていること

そんな「目の前」のことが

はるばる見渡すことを容易に許してくれないのも現実かもしれないですね

 

急ぎ足でいる時は風景を見ている余裕なんかない

それも仕方がないことかもしれません

 

 

デイケアでは季節の感じられるプログラムをイベントとして毎月行っています

お花見、クリスマス会、節分&芋煮会、流しそうめんetc

 

そんなプログラムに参加して季節の変化を楽しんで頂けたら幸いです

 

 

2月は節分&芋煮会を行いました

 

豆のかわりにペットボトルキャップを投げるゲームをしました

「鬼は外~、福は内~」

皆で大騒ぎして楽しんで、福が呼べたかな

 

悪い鬼を懲らしめるとベソをかくように

パネルは当たると回転するように作りました

 

 

 

 

地球はまるいと授業で聞いたけどほんとかな?

 

 

日々の生活でふと足を止めて

 

空を見上げて夕焼けを眺めたり

 

 

梅が咲いてるなぁ

とか思うと

 

たしかに世界は動いてる

まるいかもしれない

  

立ち止まることはあまり良い言葉とはされていないですね

みんな前向きポジティブ万歳な風潮

 

でも立ち止まってみれば

地球はまるいことを感じるかもしれませんね

 

 

デイケアでもふと立ち止まれる

止まり木のような場所にできるように

と考えています