入り口がどこかわからなかったので、とりあえずそれらしいドアから中に入りました。入って左から客室、右がレストランになっていました。
レストランの店員さんらしき人に今日予約してあることを伝えると荷物を預かってもらえました。
身軽になったので、チェックインの時間までローテンブルクの旧市街を散歩することにしました。
ローテンブルクは街の周囲を城壁で囲んである街です。昔はよそから攻められたりしたのかな?ドイツにはこのような街がたくさんありますが、ローテンブルクのように街をぐるっと囲んでいる街は珍しいようです。
城壁の途中には街の中に入る門がいくつかあります。 宿の近くの門から街に入ってみます。
城壁も門もかなり頑丈そう。外敵から街を守るためなので当然ですが、これを造ってしまう昔の人って凄いですね。この壁は何年に造られたのかな。ほとんど人力で作業していたはずなので造るのにもかなり時間がかかっていそうです。
門をくぐり、街の中に入るとドイツの古い街並みが目の前に広がっていました。 フランクフルトの旧市街もよかったけど、フランクフルトは都会の中に古い街並があるって 感じでしたが、ここはすべてが古い街なんですよね。
後ろを振り返ると壁が。。。あれっ、壁に階段がありますね。
この街の城壁の上は歩けるようになってるみたいなので、まずは城壁を散歩しよう。
壁の上にある通路では目線が高くなるので街の様子もわかりやすい。石を積み上げて造られているためか通路も平らではなくて、少し傾いていたりして手作り感満載です。
壁のところどころに隙間があります。
きっと銃で応戦するためのものですね。
日本の城にも同じようなものがありますが、日本だと土壁だった気もします。
ここでは石を加工して造られていました。
かなり頑丈そうです。
城壁の上にある通路の石はかなりすり減っていて、歴史を感じさせます。
まさか観光客が歩いたたために減ってる、なんてことは無いと思いたいのですが。。。
街の建物の屋根の赤い瓦(?)はヨーロッパの街並みの景観を作るのに大切なポイントですよね。
この通路からは瓦をすぐ下から覗くことができたので、瓦屋根の構造もわかりました。
意外と単純な作り方です。
こうして見ると日本の瓦ってすごく複雑な構造をしていますね。
気候の違いというか、日本は雨が多い地域なので雨対策は日本の瓦の方が優れていると思います。
街の道路は石畳なのでスーツケースのキャスターにはかなり負担がかかりそう。
日本の歩道は路面が綺麗なので気持ちよく進みますが、石畳は常に「ゴツゴツ」と抵抗があります。
キャスターが壊れたためにその後の移動がたいへんだったという話しをよく聞いていたので、旅行中ずっと車輪には気をつけてました。
キャスターを長持ちさせるためにはスーツケースは出来るだけ軽くするといいですね。
あとはキャスターが丈夫なスーツケースを買うしかないです。でもキャスターの耐久性なんて買う時にはわからないので、ここはもう運でしょうか(笑)
今日はスーツケースはもう宿に預けたから良かったけど、ドイツではスーツケースを持ち歩く距離は最短にしようと思いました。
話はローテンブルクの街に戻って、
ここは観光の街でもあるのでホテルやお土産屋さんも多い。
街を歩くといろんな看板が出ていて、それもまたオシャレなんですよね。
門の上に建つ塔もかっこいい。
ここはローテンブルクの紹介によく使われる景色です。
昼間に撮ると普通の風景なんですが、夕方やクリスマスシーズンはとても絵になりますよ。
建物の壁の色が鮮やかで、日本の感覚とはまったく違います。
なぜ日本とヨーロッパでは色彩が違うんでしょうか?
おまけ観光スポットを調べるためにガイドマップなどを解説本を持って行きますよね。今回私は「地球の歩き方」を持参しました。しかし製本されたものではなく電子書籍です。製本された物は読みやすいのですが、かさばるし、今回はiPadも持参したので。今回のように小さな街はページ数も少ないのですが、有名な都市はかなり解説されています。複数の国を巡る方には電子書籍の方をお勧めします。