ホテルの部屋で休みながら美帆さんたちを待ちました。
ちょっと歩き疲れました。
しばらくしたら3人で部屋までやってきました。
初めて会うふたりのお子さん。
思ったより大きい(笑)
自宅から歩いて来たそうです。ホテルから近いのかな?

みんなで歩いてレストランに連れて行ってもらいました。
レストランはワイナリーが経営しているレストランだそうで、建物のほとんどは醸造所だそうです。
建物の一部と中庭をレストランにしているみたい。
レストランにもいちいち歴史を感じてしまう。実際古い建物なんでしょうが、とっても素敵です。
今回案内していただいたアレクセイ一家。
アレクセイも大学でピアノを教えています。すごいなあ。音楽一家になりそうですね。
普通に音楽に触れて、日常にも当たり前にあって、音楽を受け継ぐことも普通にな国と土地柄。日本では難しいのかな~なんて考えてしまいますね。
せっかくの食事に前にそんなことを考えちゃいけませんね。

そしてやっぱりビール(笑)

ビールは日本のオクトーバーフェストでもよく見かけるPAULANERのHefe Weißbier と
ヴュルツブルクでは唯一の醸造所だそうです。そちらのピルスナーをいただきました。
すっきりしているけど、ちゃんと味のあるビールです。
ドイツは街ごとに、いや街にいくつもの醸造所があるのでビールを飲み比べるのが楽しいです(笑)

クノーデルはドイツでは一般的な料理で、ジャガイモのように見えますが、茹でたジャガイモをいったん潰して、丸くしてから再度茹でるというもの。時々、中に別の具が入っていることがありますがほとんどはプレーンなジャガイモでした。
美味しそうだけど1人では食べられそうもない量です。
写真は茹で上げたままですが、これにソースを付けて食べるととーっても美味しい。

そして定番のソーセージ。

アレクセイに撮ってもらいました。
翌日は大学で美帆さんが学生の発表会のピアノ伴奏をするそうなので、そちらに行くことにしました。
たくさん食べて、お腹いっぱいになったところで二人の職場というか、大学の練習室を見学させていただきました。
子どもが寝るので美帆さんは先に帰り、アレクセイに案内してもらいました。

写真のお店は大学に行く途中のビール屋さん。
練習室はレジデンツの真正面にありました。昔銀行だった建物を学校にして利用しているそうです。


新校舎側から大学内に入ります。

こちらは練習室だそうです。
ここから新たな音楽家が育っていくかもしれません。
個人の可能性はどんどん広げないと。大人にはその責任(義務)があると思います。
音楽を教える人はもちろん音楽、音楽性、技術についても教えればいいと思いますが、音楽家として生きていくためにはどうすればいいのかという点も教えてほしい。

新校舎の階段を歩いていると足元に渦巻き模様。

よく見ると思った通りアンモナイトの化石でした。

練習室の窓から外を見ると、レジテンツが正面に見えます。
コンサートにやってきた人の車がたくさん停まっています。
昼間はほとんど車がいなかったのに。
奥にチケットブースらしきものも見えます。
まだチケット売ってるのかな?
何しろ当日券を買って入ろうと思っていたのでちょっと心配になりました(笑)

チケットは自由席と指定席があるようでした。

会場のレジデンツの裏庭。

ナイトコンサートでしたが、日が長いので夕方みたいに明るいときにスタート。

庭の奥の方にも人がいっぱい。
ちなみに、自由席というのは立ち見席のようでした。
立ってみている人が多かったのですが、中には座っている人もいて。
椅子はどうしたのかな?と思っていたのですが、コンサートが終わったときに謎が解けました。
みなさん自分で持ってきていたんですね。
帰り道、椅子を持って歩いて帰る人がたくさんいましたよ。
地元の方は野外コンサートにも慣れていらっしゃる。

モーツァルト・フェストなので演目もモーツァルトの曲だと思いますが、聴いたことのない歌曲でした。
小編成のオーケストラで屋外ということもあって、PAで音を増幅していました。
でも意外と自然な感じで違和感はありません。
もともと音はレジデンツの壁にしか反響しないので特殊な音響ですからね。
それよりも後ろが森だったので鳥の鳴き声がずっと聞こえてくるのがおもしろかった。
普段のコンサートでは鳥の声と一緒に音楽を聴く機会ってあまりないですから(笑)

演奏の途中からゴロゴロと雷の音が聞こえてきました。

小編成だけどカッコいい演奏でした。
