12月22日
奈良県・生駒市の喫茶店
「すぎた珈琲」さんで、
クリスマス・コンサートでした。
素敵な場所で、素敵なお客様にお集まりいただき、本当に有難うございました
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国道168号線沿いにある、のどかなところに新しい雰囲気のお店が点在している場所でした。
自家焙煎珈琲専門店で、特徴のある種類の珈琲豆を色々揃えておられ、香り高い新鮮な味が楽しめる喫茶店です。
第二阪奈道「壱分」を降りて、右に曲がり川沿いを車で走りましたが、
桜の木がずっと植わっていて、春もさぞかし綺麗だろうなと思います。
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オーナーの奥様が、チェンバロとバッハがお好きということもあり、私の車で運べる小型チェンバロの
「スピネット」と歌で、前半はイタリア初期バロック、後半はバッハを中心とした曲を聴いていただきました。
このサイズなら、女二人でも運ぶのに苦労しませんんので、
山下佐智子さんの可愛い緑色のスピネットと、私、
笹山晶子のソプラノでお届けしました。
響きがよくバロック音楽を聴くにはいい感じでした。イタリア初期ものは、一般に感じられているバロックとは違う、激しいインパクトがあるようで、
人間の持つ永遠の本質は、現代でも変わらないこと、沢山の困難があるからこそ、宗教の力が必要なことも感じていただけたのかな?と思います。
ちょど
冬至の日でもありました。一年で一番日が短いのですが、いいお天気で大きな窓からは、太陽の光がずっと照らしてくれました。
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母のコーラス仲間で、奈良に引っ越された懐かしい方とも再会。母たちのコーラスや指導の先生方の生演奏を聴いて育ったので、やはり先達の存在があってこその自分がいると思います。
古楽自体が少しづつ一般の人にも聴かれるようになってきましたが、初期バロックというのは、まだまだ初めて知るという方も多く、自分もまだまだ勉強していく分野かと思います。というか音楽はずっとたゆまぬ追求で、どんなジャンルであっても終わりが無い努力が必要だということです。体力が尽きるまでですね…(´∀`)。
音楽や芸術の好きな人は、けっこう猫好きが多いのですが、なんと控え室に猫がいる所は初めてでした
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やはり猫に招かれたのかな?ケージの中で可愛く眠ったり、時々起きては愛嬌をふりまいてくれる、
チーちゃんとミーちゃん。
コンサートが終わってから、抱っこしたいとケージから出してもらったら、とてもハイテンションになって走ったり隠れんぼしたりと、ニャンとも愛くるしい姿に癒されました
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o(^・x・^)o
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