12月10日
兵庫県芸術センターで、キャロリン・サンプソン(ソプラノ)&ジョゼフ・ミドルトン(ピアノ)の日本での初リサイタルを聴きました。
「歌の花園~ばらの咲くころ~」というタイトルで、薔薇の歌を中心にした、全てが花をテーマにした歌曲のプログラムでした。
花好きのみらくる・あっことしては、聴き逃せないプログラムです。キャロリン・サンプソンは、古楽のCDによく入ってるソプラノで、日本では特にBCJ(バッハ・コレギウム・ジャパン)のソリストで、度々来日してる方ですね。
ソロ・リサイタルとなると、ピアノで歌曲ということが多いですが、それだけ幅広いレパートリーを歌える実力派と言えるでしょう。
パーセルの「薔薇の花よりも甘く」のブリテン編曲のピアノ・ヴァージョンから始まりましたが、出だしの"Sweeter~"のスウィー~が凄く難しい(私だけがそう思っているのかもしれませんが)のですが、バッチリな音程で決まっている。発音も綺麗だし、言葉と密接につながったピアノの表現も、ブリテンの編曲とピアノの音、表現がとてもマッチしていて、さすがの演奏でした。
シューマン、Rシュトラウスのドイツ語から、グノーやフォーレのフランス語の薔薇の花の歌が前半続きました。
イギリスと言えば、イングリッシュ・ガーデンの薔薇の花のイメージなので、イギリスの歌姫としては、とてもお似合いです。
軽やかだけれども、スピントなコロラトゥーラの声で、華やかで安定した歌声です。
途中メモを見ながらですが、日本語で「みなさんは、お花は大好きですか?私はお花が大好きです。今日は私達が大好きなお花の曲を二人で選びました」と話されて、会場はうんうん、好きですよ~、と和ませてくれました(*^-^*)。
このCDの中身が全部入ったプログラムで、それにシューベルトの「野ばら」だけが加わっていました。
後半は色々な花の歌で、これほど花の歌ってあるのか~という、まさに花園コンサートでした。
初めて聴くような曲もいっぱいでしたが、詩の内容と曲で一番気に入ったのは、シューマンの”献身の花”でした。
花は動けずに、色んな環境を受けるわけですが、愛する人が日の光、雨、風となってやって来ても、それにふさわしく受け止める、という内容は、花や愛の本質を表した、繊細な美しい歌だと思いました。
アンコールは、譜面立てを持って来られ、これは日本の有名な花の歌ではないか…、やはり出ました「からたちの花」。
落ち着いたテンポ感で、一節一節を丁寧に歌われて、発音もなかなか綺麗。最後の難しい(これも私だけがそうなのかもしれませんが)、「咲いたよ~」のよ~の高音が、とても綺麗に決まっていました。いや~、参りました(^^♪。
左から、Me Akiko Sasayama, Carolyn Sampson and Joseph Middleton
兵庫県芸のイルミネーション。
シーズン到来、お花と同じくらい大好きな苺のパフェも食べました。
兵庫県芸術センターで、キャロリン・サンプソン(ソプラノ)&ジョゼフ・ミドルトン(ピアノ)の日本での初リサイタルを聴きました。
「歌の花園~ばらの咲くころ~」というタイトルで、薔薇の歌を中心にした、全てが花をテーマにした歌曲のプログラムでした。
花好きのみらくる・あっことしては、聴き逃せないプログラムです。キャロリン・サンプソンは、古楽のCDによく入ってるソプラノで、日本では特にBCJ(バッハ・コレギウム・ジャパン)のソリストで、度々来日してる方ですね。
ソロ・リサイタルとなると、ピアノで歌曲ということが多いですが、それだけ幅広いレパートリーを歌える実力派と言えるでしょう。
パーセルの「薔薇の花よりも甘く」のブリテン編曲のピアノ・ヴァージョンから始まりましたが、出だしの"Sweeter~"のスウィー~が凄く難しい(私だけがそう思っているのかもしれませんが)のですが、バッチリな音程で決まっている。発音も綺麗だし、言葉と密接につながったピアノの表現も、ブリテンの編曲とピアノの音、表現がとてもマッチしていて、さすがの演奏でした。
シューマン、Rシュトラウスのドイツ語から、グノーやフォーレのフランス語の薔薇の花の歌が前半続きました。
イギリスと言えば、イングリッシュ・ガーデンの薔薇の花のイメージなので、イギリスの歌姫としては、とてもお似合いです。
軽やかだけれども、スピントなコロラトゥーラの声で、華やかで安定した歌声です。
途中メモを見ながらですが、日本語で「みなさんは、お花は大好きですか?私はお花が大好きです。今日は私達が大好きなお花の曲を二人で選びました」と話されて、会場はうんうん、好きですよ~、と和ませてくれました(*^-^*)。
このCDの中身が全部入ったプログラムで、それにシューベルトの「野ばら」だけが加わっていました。
後半は色々な花の歌で、これほど花の歌ってあるのか~という、まさに花園コンサートでした。
初めて聴くような曲もいっぱいでしたが、詩の内容と曲で一番気に入ったのは、シューマンの”献身の花”でした。
花は動けずに、色んな環境を受けるわけですが、愛する人が日の光、雨、風となってやって来ても、それにふさわしく受け止める、という内容は、花や愛の本質を表した、繊細な美しい歌だと思いました。
アンコールは、譜面立てを持って来られ、これは日本の有名な花の歌ではないか…、やはり出ました「からたちの花」。
落ち着いたテンポ感で、一節一節を丁寧に歌われて、発音もなかなか綺麗。最後の難しい(これも私だけがそうなのかもしれませんが)、「咲いたよ~」のよ~の高音が、とても綺麗に決まっていました。いや~、参りました(^^♪。
左から、Me Akiko Sasayama, Carolyn Sampson and Joseph Middleton
兵庫県芸のイルミネーション。
シーズン到来、お花と同じくらい大好きな苺のパフェも食べました。
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