昔々の人々が最初石けんと遭遇した時にさかのぼります。
石けんがなかった時代、動物の肉を焼いた後に出る油と、まきなどの燃やした灰が絡み合ってできたもの その軟石けんが石けんの始まりといわれています。このときの灰の成分,これを使ってK石けんを作ってみました。
いろいろ調べていくうちに、まず計算式がわかりません。今までの計算式に当てはめてみてもちょっと違うし????
なので、いつもお世話になっている方にお聞きして何とか始めることに.
まずは純水にアルカリを溶きます。・・・・溶けにくいので温めたほうが溶かしやすい(苛性Kとは逆ですね。
温めておいたオイルミックス(キャノーラ ヒマワリ ミリスチン酸 ステアリン酸)に、アルカリ液を少し垂らしてみました。アワアワですが何とか大丈夫そう。
しばらく混ぜてから残りのアルカリ溶液をくわえます。
ここからが違います10分しても、20分してもなかなかトレースらしきものが出てきません
鍋の底が見えるくらいのとろみで、保温鍋に移しました
ここで一晩おいて様子を見ましたら、あのサラサラ石けんが固まっています。(これがトレースということか?)
これをもう一度鍋に移し、グリセリンを入れてみましたが、苛性カリよりもアルカリ度が弱いせいか手に違和感はありません。早速使ってみたいので、クエン酸をパラパラしてよく溶かします。
髪を洗ってみました。ほぼきしみませんが、いつもの感じと違うので、洗えているのか?
また手を洗った時の感触がとてもいいのです。仕上がりがしっとりすべすべ・・・・・これ何?って感じ…毎日洗いたくなるような気持ちにさせてくれます。なので顔を洗ってみました。きめ細かな泡、泡で気持ちいいですが、本当にこれは今までとは違った感じなので少し信じがたい点も残りますが・・・・・
しかし苛性カリが手に入りにくいこのとき、この石鹸は面白そうな題材ではあります。
ただし出来上がったものが、本物を見たことがないので、どうか?というところですが。
でも気持ちよさそう・・・・テスターをお願いすることになるかもしれません、
中ほどにはちみつとグローブ、を入れて保湿と抗菌を兼ねます
とりあえず近くにあったうがい薬、マジックで洗濯実験です。
割りばしで、フリフリしながら洗います。ガーゼなので落ちやすいかもしれませんが。
真ん中の黒いところがマジック
両方ともきれいになりました、・・・・なのでこれでいいと思います。