どくだみといえば独特の香りのイメージですが・・・・この香り好きな方は?
この成分は、デカノイドアセトアルデヒド ラウリンアルデヒドといい、白癬菌やブドウ球菌に対して抗菌作用があるとされます。
またエキスでアトピーの緩和にも効果があったとの報告もあるようです。
どくだみのことを生薬名では十薬。沢山の効能ゆえについた名前が十薬だそうです。
今が花盛り、収穫の時期です。
この時期は次から次へと近場の生薬たちが、花を咲かしてくれますので、収穫に忙しいのです。しかしこのハイドロゾルの香りは、ほんのり柑橘系の香りがするんだそうです(@_@)
今まであの嫌なにおいとばかり思いこんでいたため、即 蒸留することに。もしこれがいい結果なら、春の楽しみが増えました。
今回 生葉を上の容器いっぱい押し込んで漬け込みました。…沢山材料はありますから(笑)
取りかかりは夜7:30、前回のカモミールのこともあり徹夜覚悟で始めます。
1時間くらいでほんの少し、この調子だと明日の朝まで半分行くかどうか?
なので気にせずゆっくり休むことに・・・・ただしその間水道はちょろちょろと冷やすためにオープン、熱源もそのままなので、いつも閉めるドアもオープンのままベットイン。
あさ6:00まだ半分くらいです!仕方ないので午前中はこのまま続行。10:30くらいにやっと電源を切り、残りを超しました。
水分量と、中に入れる物の割合で蒸留時間は違うのかもしれません。でもその効能は蒸留水にもあるということなので、材料が多い分はよさそうです。
あの嫌な臭いは、初めのほうこそしていましたが、一晩後の今は感じません。
フルーティーな香りは?期待したほどはないですが、いやな香りからずーっとかいでいてもいい香りへと変わりました。本当にラッキーです。この残骸の濾し液では石鹸作りでしょうか。
そしてこの濾し液飲んでみました。どろりとした効きそうな青汁!!これこそ温浸出エキスそのもの?
今日の元気に乾杯!!・・・・まずい!!・・・やはり石けん行き。
『石けんでは難しい効能もハイドロゾルやエキスになら残せるのです』
この時期 身近な薬草、意外な発見お試しください。
左はハイドロ右は濾した温浸出液。