ほっこりプロレス主催のシングルマッチトーナメント
ほこワングランプリの準決勝戦全2試合が終了した。
この模様はダイジェストにて公開中。
第1試合は、ザ・ミックと須王一矢の頂上対決。
両者のプライドが至る所で垣間見える死闘となった。
お互いが相手の得意技を封じるような試合展開が続いたが
試合中盤、遂にザ・ミックのスピアーが須王に突き刺さる。
これを須王がカウント2で返すと、ザ・ミックは更に
トップコーナーからのダイビングスピアーを狙うが
須王はこれを受け止めパワースラムで切り返すと
必殺のレッド・クロス(トルネード・クローズライン)を決める。
万事休すかと思われたが、ザ・ミックはカウント2でこれを跳ね除けると
直後に零距離からのスピアー。
これでザ・ミックがペースを握ると、得意技を畳み掛けるが
エースとしての須王のプライドが3カウントを許さない。
ならばとザ・ミックは本能の赴くままに胴絞め式のスリーパーホールド。
遂に須王の牙城を崩し、タップを奪った。
第2試合は、Mr.しもと進藤歩の一戦。
容姿もファイトスタイルも完全にヒールレスラーとなった進藤が
試合開始直後からラフファイトを展開。
対戦相手を負傷させてしまういわくつきの必殺技
ダイビングフットスタンプを執拗に狙うが
Mr.しもは必死にこれを回避。
試合が動いたのは中盤、進藤の膝蹴りでMr.しもが額から出血。
進藤はレフェリーの死角をつき
Mr.しもをハンマーで殴打しようと試みるが
Mr.しもはこれを許さずハンマーを奪い取る。
報復を覚悟したのか、進藤はMr.しもを制止するが
Mr.しもはハンマーを場外へ投げ捨てると
割れた額でのヘッドバッド連打で制裁。
ブルッドッギングヘッドロックから
戦友であるマーク・ライアンのフィニッシャー、ラフ・ライダーを決め
クリーンファイトで進藤から3カウントを奪った。
これにより、決勝戦はザ・ミックとMr.しもによる
友人・同期対決に決まった。
ほっこりプロレスの頂点に立つのはどっちだ!?
to be continued...
★Mr.しもの中の人の裏話★
これまでの煽りが集約された準決勝です。
既出ですが、ミックの試合のテーマは「プライド」
Mr.しもの試合のテーマは「絆」でした。
それなりのものを見せられたと思っていますが
いかがだったでしょうか?
ぶっちゃけてしまうと、これまでの展開は
ミックvsしもをやる為の前フリでした。
しかし、オリジナルレスラーによるストーリー展開というのは
ミックの中の人ともども以前から興味がありまして
今回、実験的にやってみることにしました。
オリジナルレスラーを見せる為には
そのレスラーの特徴やファイトスタイルを先に明示する必要があり
それも一度に見せると情報量が多くなりすぎてしまうと考え
毎日ひとつずつニュースを小出しにしてみのですが
結果、1ヶ月経っても2回戦までしか終わらないという
とんでもない長丁場になってしまいました。
これは大きな反省材料です。
決勝のカードは、これまでのストーリーのように
複雑な人間関係や立場などが関わらないので
頭を空っぽにして作り上げたいと思います。
決勝戦をより楽しめますよう
5月に収録した同一カードを貼り付けておきますので
是非、ご覧ください。
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