新日本プロレスの中邑真輔とのシングルマッチに臨む
ほっこりプロレスのエース、ザ・ミックが
この世紀の一戦に自身の進退を懸けることを表明し
ファンの間で波紋を呼んでいる。
事の発端は、中邑、ザ・ミックの両者と
シングルマッチでの対戦経験がある
鈴木みのるの発言にあった。
マスコミからこの試合の見解を聞かれた鈴木は
「リスクを背負っていないザ・ミックでは勝てない」
と、ザ・ミックを一刀両断。
あくまでも鈴木の個人的な意見ではあるが
ファンや関係者を納得させるには
十分すぎるほどの説得力を含んでいた。
ザ・ミックはこの日の興行の
メインイベント終了後、リングに登壇。
鈴木の発言に思うところがあったのか
しばらく無言で思い悩んでいる様子を見せた後
ゆっくりと重い口を開き
中邑戦に負けたら引退する覚悟であることを明かした。
驚きのあまり、声も出せない会場のファンを尻目に
ザ・ミックは無言で会場を後にした。
この「負けたら引退」発言に最も驚かされたのは
ほっこりプロレスの代表、北畠社長だった。
まさに寝耳に水状態の北畠社長は
ザ・ミックを捕まえると
このような言動に出たザ・ミックの心境を問いただす。
異様な緊張感にどのような話が行われているのか
近づくことさえままならなかった。
しばしの沈黙の後、北畠社長が手を差し出すと
ザ・ミックがこれに応じて握手。
ザ・ミックが去った後
北畠社長は報道陣のインタビューに対して
「ザ・ミックの決意は相当なものでした。
私はほこプロのエースである彼を信じていますし
彼の想いを汲んで、男にしてやりたいと思った。
不安を感じていないといえば嘘になりますが
ザ・ミックならきっとやってくれますよ」
と笑顔で話していた。
まさかの展開を迎えた業界最注目のこの一戦。
運命のゴングは近い!
to be continued…
★Mr.しもの中の人の裏話★
「橋本かよ!」とのツッコミを覚悟でのこの展開。
プロレス界で「引退」という言葉は
そう重いものでもなかったりするわけですが
発言したのが寡黙なミックとなると
そうもいかないわけで。
引退という言葉を使うのは不謹慎かとも思ったのですが
これでようやく今年、八面六臂の活躍を見せた中邑と
互角に戦う為の土台が出来上がったのかなと。
絶対に負けられない戦いが、そこにはある。
そういうことです、はい。
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