「江戸手妻」を観た後は日本橋界隈を散策しながら東京駅へと向かいました。
日本橋と言えば老舗百貨店の三越です。
日本橋三越本店本館は、大正3年(1914)に竣工しました。その後何度か改修工事が行われ壁面の大きな看板より右側が大正3年当初の建物部分となっています。
お店の入り口には「三越のシンボル」ともいえる2体の青銅の「ライオン像」が有ります。
その上方には商業の神として崇められる「マーキュリー像」が設置されています。
重厚な店構えの本館は平成28年(2016)に国の重要文化財に指定されました。
更に進むと、何やらビルの前では夏祭りの準備中でした。
その横にソフトクリームのお店を発見! これは黙って通り過ぎる訳には行きませんね〜!
北海道銘菓白い恋人のソフトクリームです。
帰省の度に新千歳空港の売店で必ず食べていますが、こんな所で巡り合うとは!
何やら可愛らしい赤いバスが走っていました。
その後ろにあるのが日本銀行本店です。
こちらも国指定重要文化財です。
本物?の日本橋に到着です!! 橋の両端には獅子像が設置されています。
そして中央にあるのが麒麟の像です。
現在の日本橋は1908年(明治41年)に着工して1911年(明治44年)に完成しました。
麒麟の像を製作した作者は渡辺長男(わたなべおさお)と、その義父にあたり彫刻家でもある岡崎雪聲(おかざきせっせい)です。
麒麟の像には翼が有ります。
そのデザインになった由来は日本橋が全国の道路の始点であることにちなんで、日本橋から飛び立つようなイメージを加えるために取り付けられたそうです。
橋の横には観光案内所も設置されています。
橋の四隅の「日本橋」と「にほんはし」という銘板を書いた人物は何と!江戸幕府の最後の将軍、徳川慶喜だそうです。
植え込みでは江戸風鈴が涼しげな音を立てていました。
ふと、橋の下を覗くと屋形船が一艘停泊していました。
ここから船で東京観光も出来るんですね〜! 知らなかったな〜!
江戸日本橋らしい扇子のお店も有ります。
こうして東京駅までやって来ました。
地下街には新しいお店が続々とopenして賑わっています。
かなり歩きましたので大丸デパートの8階にある甘味処「茶寮 都路里」で一服する事にしました。
宇治茶・抹茶を使用したパフェや白玉あんみつなどのスイーツが堪能できる甘味処です。
祇園本店は八坂神社へ至る四条通りにあり、いつも行列のできている超人気店です。
やっぱり疲れたときは甘いものに限りますね〜!
どれにしようか迷いましたが、夏はやっぱりかき氷でしょう!
ひんやりした氷と抹茶の苦味と餡子の程よい甘さがベストマッチです!!
白玉も久しぶりで食べました。 流石に人気店、疲れも吹き飛ぶ美味しさでした!