バスは長野県飯田市に来ました。
最初の目的地は元善光寺でした。 善光寺は知っていますが、元善光寺とは何だ?
元々はこちらのご本尊であった一光三尊阿弥陀如来像が、624年に現在の長野市の善光寺に移られた事により元善光寺と呼ばれる事になった古刹でした。
善光寺と元善光寺の両方をお参りしてはじめてご利益があるとされ、どちらか一方のみの参拝は「片参り」と呼ばれています。
私も善光寺はお参りした事が有りますが、それは片参りだったんですね〜!
御利益が半分しか無かったんだ〜!
これで、ようやく両参り?出来ました。 御利益倍増です!!
参拝の後は真っ暗な通路を通る「お戒檀巡り」(無料)を体験しました。
「お戒壇巡り」とは、仏様の胎内巡りともいい、暗闇の中を手すりをたどって進み、御本尊様の真下に位置する開運の錠前(仏具の独鈷の形)に触れることで御本尊様とより深い御縁を結ぶ事が出来ます。
またお戒壇を巡ることで、生まれ変わるという意味合いがあるそうです。
更に、本堂前に建てられている五メートルほどの柱を「回向柱(えこうばしら)」といいます。
本堂内の前立本尊の右手に結ばれた金の糸が、五色の善の綱へと形をかえて、回向柱までつなげられています。
この柱に触れると、ご本尊に触れたのと同じご利益を授かり、善光寺如来と直接縁を結ぶことができます。
こうして元善光寺を参拝した後は本日の夕食会場へと向かいました。
続く・・・