三浦のウインドサーファー

ただ今、北米滞在中。ハワイ、アルーバ、アラチャティなどと行ったけど、遠浅、オンショアのボネールが最高に素晴しい。

ガストラセイルVAPOR

2007年04月08日 | Weblog
4月8日(日)

   
       07’型ガストラセイルVAPORを試乗する
       鈴木文子プロ (07,2サイパンで)  ↑   

私はいま、ニールプライドRS-6というレースセイルを使用している。
このセイルは、世界中、多くのレーサーに愛用され、各種レースでの戦果も素晴らしいものがある。

一方、このニールセイルに対抗するセイルがガストラセイルといってよいであろう。
いままで私はガストラセイルは使用したことがなかったが、今回、07年モデルの最高級レースセイルVAPORを見た途端そのフォルムの美しさに見入ってしまった。そればかりではない。セイルの返りが物凄くいいのである。

   
          ニールプライドRS-6 ↑

   
         ガストラセイル07’型VAPOR ↑


今までのニールのRS-6はどうしてもセイルの返りが悪く、走行中、足でカムを蹴飛ばす必要が多々あった。

この点、ガストラVAPORは、返りが軽い上に蹴飛ばすことなどまったく必要ない。セイル操作の最重要部分につきこのような差異があることをはじめて今回知った以上、ニールの欠点である、バテンやマスト・X9がよく折れることも考え合わせると、07年型ガストラセイルVAPORが無性に欲しくなった。

消費者は移り気である。ましてや欠点をカバーする良いものがあるとなれば、なお更である。

(なお、仄聞するところによると、ニールの07年型は以上の欠点を全くクリアーしたものが夏ごろに出回るとのことである。それも相当高価で。)