寒さが戻って、北風が強い朝ですね、島岡美延です。今日は、映像のインパクト、「発信したもの」について考えてみます。
まずは、何度も繰り返し流れた、中川財務大臣のG7後の記者会見映像。海外メディアは、実に辛辣に報道していましたが、日本語の内容以前に、「態度・表情・話し方」から受け取る「意味」は、世界共通だということを改めて認識させられました。何度か変わった大臣の釈明を海外メディアは果たして伝えたでしょうか。「最初の映像の衝撃」に勝るものはありません。
もう一つは、イスラエルの文学賞、エルサレム賞の授賞式での村上春樹氏の講演。受賞スピーチといえば、笑顔にあふれ、感謝のメッセージを伝えるのが一般的。しかし村上氏の表情はあくまで厳しく、「私は、壁(体制)ではなく、卵(個人)の側に立つ」と手振り身振りを交えて、軍事力に訴えるガザ攻撃を真正面から非難したのです。二つの対照的な「海外での日本人」の姿でした。
まずは、何度も繰り返し流れた、中川財務大臣のG7後の記者会見映像。海外メディアは、実に辛辣に報道していましたが、日本語の内容以前に、「態度・表情・話し方」から受け取る「意味」は、世界共通だということを改めて認識させられました。何度か変わった大臣の釈明を海外メディアは果たして伝えたでしょうか。「最初の映像の衝撃」に勝るものはありません。
もう一つは、イスラエルの文学賞、エルサレム賞の授賞式での村上春樹氏の講演。受賞スピーチといえば、笑顔にあふれ、感謝のメッセージを伝えるのが一般的。しかし村上氏の表情はあくまで厳しく、「私は、壁(体制)ではなく、卵(個人)の側に立つ」と手振り身振りを交えて、軍事力に訴えるガザ攻撃を真正面から非難したのです。二つの対照的な「海外での日本人」の姿でした。