美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

美術館の空間と墨の余韻

2017年04月22日 06時33分00秒 | 姿勢&見た目
夕方に雨かも、島岡美延です。
先日、新聞記事で見た美術展が気になり、虎ノ門の菊池寛実(かんじつ)記念 智(とも)美術館へ。
今、大規模工事中のホテルオークラの隣は、驚きの非日常空間!
現代陶芸のコレクター菊池智が2003年に設立。門の前に立った瞬間、素敵なことが始まる予感。
ガラスの扉を進むと、書家・篠田桃紅氏の大きな作品。
展示室へ降りる螺旋階段の銀色の壁面にも篠田氏の作品。
そんな縁がある美術館で『篠田桃紅 昔日の彼方に』が開催中(5月28日まで)。
1913年生まれの彼女、昔の作品から104歳(!)となる今年の新作まで。
“書”にとどまらない、和紙と墨のせめぎあい…、海外にファンが多いのは納得。
刷毛を一気に走らせたような幅広い墨の線。
重ねに重ねた、細い筆による線。
そんな抽象作品も素敵ですが、私は仮名文字の美しい線に釘付け。
独創的な展示空間は、最初からこれらの作品のためのような佇まい。
空間にも紙にも“余白”。
それこそ、贅沢。




コメント
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