今週末には春を感じられるかしら、島岡美延です。節分の準備、していますか?
寒さ対策には人とのつながりも。映画『茶飲友達(2月4日公開)』をご紹介します。先週のラジオに外山文治監督が登場。『ソワレ』を撮った監督が、実際の事件で感じた疑問が出発点。あるクラブが摘発され、千人以上いた高齢の会員はその後、どうしたのかと。
妻に先立たれた孤独な男(渡辺哲)が、新聞の三行広告「茶飲友達、募集」を見て電話をする。その正体は、高齢者専門の売春クラブ「茶飲友達(ティー・フレンド)」だった。代表のマナ(岡本玲)と若者たちが運営するクラブは、65歳以上のティー・ガールズに仕事を斡旋している。マナは皆をファミリーと呼び、孤独や寂しさを抱えて生きる人々の居場所になっていた。ある日、高齢者施設に入居する老人から「茶飲友達が欲しい」という救いを求める連絡があり・・・。
『カメラを止めるな!』のENBUゼミナールの第10弾。ワークショップを重ねた33人のキャスト、見事。