銀メダルに悔し涙、島岡美延です。昨夜は世界卓球女子決勝に釘付け、日本女子、いま最強。パリ五輪で金メダル、見たい!
昨日は「遺骨になっても罪人」を巡り人間の気持ちを揺さぶる映画、今日は加害者と被害者の経済格差に複雑な感情が巻き起こる物語。映画『FEAST-狂宴-(3月1日公開)』をご紹介します。フィリピン映画界の鬼才ブリランテ・メンドーサ監督が、交通事故当事者同士の心の機微と赦しをあぶり出します。
息子が起こした交通死亡事故の罪をかぶって刑務所に収監されるのは、レストラン経営の裕福な家族の長。その加害者家族は、貧しい被害者である男の妻や子どもたちを引き取り、使用人として面倒をみることになり、一見、穏やかな日々が過ぎていく。家長が帰還する祝いの宴の準備が進められる中、加害者にはうしろめたさ、被害者には悲しみが再びあらわれ、「失わせた者」と「失った者」との平穏はかき乱されていく・・・。
フィリピン社会の縮図、なのかも。