暖かくなる日曜日、島岡美延です。お出かけには春用のコートでよさそう。
世界で続く様々な戦争、紛争。映画『コヴェナント 約束の救出(23日公開)』をご紹介します。『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチー監督が初めて挑んだ壮大な社会派ヒューマンサスペンス。アフガニスタン人通訳のドキュメンタリーから着想を得て映画化。
2018年、米軍ジョン・キンリー曹長(ジェイク・ギレンホール)は現地通訳アーメッド(ダール・サリム)を雇う。通訳にはアメリカ移住ビザが約束されていた。部隊は爆弾工場を突き止めるも、大量の兵にキンリーとアーメッド以外は殺害される。アーメッドは瀕死のキンリーを運んで山中を100㌔進み、ついに米軍が救出。帰国したキンリーは、アーメッドがタリバンに追われ行方不明だと聞き、彼を救うため、自力でアフガニスタンへ戻る――。
2021年に米軍撤退。今も多くの現地通訳がタリバンから逃れ潜伏。戦争の虚しさ、ここにも。