昨日夕方の台風のような雨風にびっくり、島岡美延です。今日は晴れて花粉が飛びそう。
「身体にいいこと」の情報があふれる昨今。興味を持つきっかけはTVで見たから? 友人に勧められたから? SNSで有名人が言ってたから? 山本輝太郎・石川幹人著『科学がつきとめた疑似科学 「科学リテラシー」で賢く生き延びる』(X-Knowledge)を読みました。今年2月出版、図書館の本。
項目を見ると誰もがハッとするのでは。「デトックスで排出って何を?」「霊感商法や性格診断が当たるわけ」「EPAで血液サラサラってほんと?」「マイナスイオンの真実」「これまでの常識を覆す!、は疑え」「O-リングテストを検証する」等々。
面白いのは「専門家の意見」はあらゆるデータを検証した客観的なものといえないものも多い、つまり信用性が低い。商品の「都合のいいことだけ」を言う専門家、少なくない? 「人は自分の見たいものしか見ない」って、そう、陰謀論にはまるのも同じ。