昨夜、愛媛・高知で震度6弱、島岡美延です。日本列島、やはり季節、時間を問わず、突如日常が壊れる可能性がいっぱい。
地震は防げないけど、トラブルに巻き込まれて日常が壊されたら? それを解決するのが法律。朝ドラ『虎に翼』に毎日釘付けの私、図書館で昨年夏出版のこんな本を借りました。木山泰嗣著『もしも高校生のわたしに「法律用語」が使えたら?』(日本実業出版社)、法学部への受験を目指す高3のジュリが、家族や友人のトラブルを大学教授に相談する形で進む12の物語。
バイト先の出来事などを「法律用語」で解説する部分もいいけど、さらに法律の条文がそのまま掲載されていて、思わず「声に出して」読んでみました。たぶん大学の授業以来? 例えば刑法第三十六条「急迫不正の侵害に対して、自己又は他人の権利を防衛するため、やむを得ずにした行為は、罰しない」――、これは正当防衛についての条文。
六法全書をめくった日々を思い出しつつ、法律用語に触れる春。
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