連休最後の月曜日もよく晴れそう、島岡美延です。
昨日の上野は多くの人出。東京文化会館にシュツットガルト・バレエ団『オネーギン』を観にいき、当日のキャスト変更発表に驚き。海外ダンサーは急に来日できなくなることもあるけど、初日のペアが再登場。開演前に芸術監督の挨拶も。
ということで初日完売で2日目を買っていたのが、オネーギンを演じるフリーデマン・フォーゲルを6年ぶりに拝めました。タチヤーナは6年前には妹役を演じていたエリサ・バデネス。ジョン・クランコ振付のドラマティック・バレエ、踊りからセリフが聴こえるよう。
一途なタチヤーナを振ったのに、人妻になった彼女を口説くという身勝手すぎる男オネーギン。これ以上ないという高貴な雰囲気を保ち、端正な踊りを披露するフォーゲル。年齢を重ねて増した深み。恋心を残しながらも人妻の矜持を全身で踊るバデネス。もう、感涙。
令和8年に大規模修繕に入る東京文化会館。その前にあといくつの感動を観られるかしら。
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