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美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

ベジャールが考えたカブキ

2024年10月13日 07時32分32秒 | バレエ

三連休は屋外の催しも良さそう、島岡美延です。

賑わう上野、東京文化会館で東京バレエ団『ザ・カブキ』初日を鑑賞(14日まで)。先月はベジャール・バレエ団を観て、今回はベジャールが東京バレエ団に創った作品。

歌舞伎の仮名手本忠臣蔵は何度も見ていて、あらすじや登場人物などをしっかりなぞったバレエ。黛敏郎の音楽、義太夫の台詞や三味線、下座音楽(録音)を使用、ツケ打ちは舞台上で。

現代の若者が忠臣蔵の世界に迷い込み、自らが由良之助となり主君の仇討ち――。四十七士の討ち入りは舞台にあふれるほどの男性群舞で大迫力! 昨日は由良之助に絶対の安定感、柄本弾。顔世御前はゲストプリンシパルの上野水香。おかると勘平は、沖香菜子&池本祥真のプリンシパルコンビ。

人形浄瑠璃を思わせる動きもあって、ベジャールの日本文化に対する深い想いを感じます。舞台セットも定式幕や振り落としなど。1986年の初演から世界28都市、206回上演され喝采を浴びた作品、あっぱれ!


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