今年は「金」の揮毫、島岡美延です。シドニー、ロンドン、リオ五輪の年も「金」。いずれ「2021年の“金”は東京五輪が1年延期」だったと思い出す?
昨日の衆院予算委員会でやっと「現金で一括給付も可」と方針転換。まだ「選択肢の一つ」という表現でしたが、神奈川の3つの政令都市など「全額現金」を即、表明。
地方議会が「“自腹”(補助金なし)でも現金給付するか」など議論して、方針を決めていた頃。もっと早く「聞く力」が発揮されていれば…。
方針転換までに時間がかかった理由は「様々な意見に耳を傾けていた」からだとか。
様々な意見が噴出し、会議のたびに結論を先延ばししているうちに、相手(アメリカ)が強硬姿勢になり、「勝ち目がないことが明らかな戦争を始めるしかなくなった」という80年前。
「聞く力」は「その先の判断」を伴ってこそ。「聞いているような姿」では優柔不断と紙一重。
今年の漢字を聞いて、思わずそう思いました。オフィシャルには金メダルの金でしょうが、その裏でこっそり、政界をはじめいろんなところでお金にまつわる嫌な話もたくさん。
もちろん、今国会で時間ばかりがかかるお金の話も。こうした皮肉が入ってないか?って。
以前、パソコンの誤変換を取り上げた記事で、「正解は金です」が、「政界は金です」になったというのに拍手した小生です。
政治家のカネ問題を考えると、毎年「金」になってしまうかも!?
文書通信費の法改正、進みそうにないですね。
プレゼント買ったり、ローンの支払いにも使えていた100万円の「領収書公開」、与党議員はどうしてもイヤなのでしょう。