雨と風に注意が必要な月曜日、島岡美延です。
とはいえ、“出勤自粛”で外出しない?
テレワークできる、できないというより、“そこに行かなければならない人たち”が、今、社会を支えている…、本当に感謝です。
昨日のEテレ「日曜美術館」、経験したことのない切なさでした。
東京国立博物館本館で開催予定だった『法隆寺 金堂壁画と百済観音』を特集した収録。
いつもなら会場と会期が示される画面に「開催中止」の文字。
私も会期前半に行くつもりでチケットを買い、鑑賞レポートを今頃ブログに書いていたはずでした。
3月13日~5月10日の期日は、延期、会期未定、ついに中止…。
かつて、梅原猛著『隠された十字架―法隆寺論」を片手にほぼ一日、法隆寺にいたこともあり、大切で特別すぎる空間。
奈良に行くだけでも結構大変ですが、法隆寺はさらに気合が必要…。
そのため、トーハクにある法隆寺館は、身近に“法隆寺の空気”を味わえる嬉しい存在。
今回の特別展の中止、本当に残念でなりません。
各地の美術館が、静まり返っている春。
とはいえ、“出勤自粛”で外出しない?
テレワークできる、できないというより、“そこに行かなければならない人たち”が、今、社会を支えている…、本当に感謝です。
昨日のEテレ「日曜美術館」、経験したことのない切なさでした。
東京国立博物館本館で開催予定だった『法隆寺 金堂壁画と百済観音』を特集した収録。
いつもなら会場と会期が示される画面に「開催中止」の文字。
私も会期前半に行くつもりでチケットを買い、鑑賞レポートを今頃ブログに書いていたはずでした。
3月13日~5月10日の期日は、延期、会期未定、ついに中止…。
かつて、梅原猛著『隠された十字架―法隆寺論」を片手にほぼ一日、法隆寺にいたこともあり、大切で特別すぎる空間。
奈良に行くだけでも結構大変ですが、法隆寺はさらに気合が必要…。
そのため、トーハクにある法隆寺館は、身近に“法隆寺の空気”を味わえる嬉しい存在。
今回の特別展の中止、本当に残念でなりません。
各地の美術館が、静まり返っている春。
もしかして、と思いましたが、きっとこの展覧会への出張だったのかと。あのテレビを見て、また法隆寺に行きたいと思ったばかりでした。残念でしたね。
といいつつ、前回ご紹介いただいたトーハクの特別展も行こうとしたその日に中止になった小生です。
「ブラタモリ」らしい取り上げ方でしたね。法隆寺の立地について、遠くから眺めるという部分、良かったです。
大和川を上ってきたとき、目にする法隆寺・・・、一緒に想像してみました。
そうでした、トーハクなど国立の施設は、自粛が早かったですね…。
5月にどれだけの施設が無事に再開できるかわかりませんが、文化の維持、国には本気で考えてほしいです。
小生も大和川の俯瞰シーンはなかなかの注目ポイントでした。
というのは、全く同じ視線で、仁徳天皇の先代の応神天皇の古墳が大和川を上ってきて奈良盆地に入ったところにあるからです。テレビでは紹介されてませんでしたが、画面には写ってした。
つまり、聖徳太子のはるか前から、大和川の流域が外交面でも重要だったことを証明するわけで、その意味でもあのシーンは貴重でした。
余談ですが、応神天皇陵は後円部が仁徳天皇陵と同じサイズで、仁徳天皇陵の設計の元と言われていて、さらに墳丘工事の土量は仁徳天皇陵のそれよりも多いことでも知られています。駄文で失礼しました。
現代の建物が何もない光景を目を閉じて想像するだけで、圧巻。
私は一度も暮らしたことはないですが、島岡家はもともと奈良県に本籍地があったので、色々と空想して楽しんでいます。