大震災から14年と、原発事故から14年の差を感じる2025年3月11日、島岡美延です。大船渡の山火事の避難先から戻った人の中には、津波で家族を亡くし、思い出の家が燃えてしまった人も。
2011年3月11日を境にこの国は変わる、そう思いませんでしたか。「絆」という言葉があふれたけど、たった14年で原発回帰を打ち出した国。昨年は南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)、その地方の原発で、もう「想定外」とはいえないはず。故郷を奪われたままの人たちがいます。
2011年から10年たった2021年は、コロナ禍で追悼式典なども規模縮小。気が付けば14年、いまだ避難生活の人がいるし、被災者と呼ばれ続けることに違和感を持つ人も。14年間で、熊本、北海道胆振、能登と震度7だけでもこんなに繰り返している日本列島。
映画も大震災と原発事故を様々な形で描いてきました。「知らなかったこと、気づいていなかったこと」が必ずあり、そこに出てくる言葉に耳を傾けてみませんか?
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