戦争、大地震、人権問題があれど熱狂するW杯、島岡美延です。ここではコロナも過去のこと?
熱くなるのが苦手な人にはこの静けさを。映画『川のながれに(25日公開)』をご紹介します。とにかく渓谷の自然が美しく、SUPで川を流れ下っていきたくなります。
母を亡くし一人きりになった健司(松本享恭)は、那須塩原市内を流れる箒川でSUP(サップ=スタンドアップパドル)のアウトドアガイドをしている。街から出たことのない彼は、世界中を旅して塩原に移住したイラストレーターの音葉(前田亜季)と出会い、自分の人生に迷いを感じ始める。今まで自分はただ流されて生きていたのか、変わらないと駄目なのかと、自分に問う健司。幼馴染の旅館の若女将、東京に出た元カノの生き方もまた、健司の人生観に影響を与える。そして川で溺れて亡くなったと聞かされていた父親(音尾琢真)のことがわかり・・・。
音葉が、浮世絵師・川瀬巴水が描いた風景を探し歩いてはスケッチを繰り返す、そのシーンも素敵。
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