衆院選と兵庫県知事選、米大統領選もあった1ヵ月、島岡美延です。臨時国会では論戦を。一方、刑事告訴が相次ぐ兵庫。
2002年10月25日に起きた異常な事件を覚えていますか? 泉房穂著『わが恩師 石井紘基が見破った 官僚国家 日本の闇』(集英社新書)を読みました。「国会質問で日本がひっくり返るくらい重大なことを暴く」と周囲に語っていた衆議院議員石井紘基氏が右翼団体代表を名乗る男に自宅駐車場で刺殺された事件。当日国会に提出予定だった資料や手帳などは未だ発見されず。
前明石市長の著者は石井氏秘書をした後、彼の勧めで弁護士に。石井氏の犯罪被害者救済、特殊法人などの不正追及という姿勢を引き継ぐことを使命と感じ今に至るよう。日本の政治はこの30年「無策だった」のではなく「国民を苦しめ続けてきた」。問題は石井氏が追及してきた「官僚がすべてを握る国家」の闇。現在進行形の増税と保険負担増。
事前の質問通告をせず大臣答弁を引き出した石井紘基氏。そんな国会を見てみたい。
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